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2021年12月17日 記事
坂本幼稚園、下阪本幼稚園こども展見学

2021年12月17日(金)

 坂本幼稚園と下阪本幼稚園からこども展のお誘いをいただいていたので、行ってきました。
 坂本幼稚園は、年長児が来年度進学する小学校ごとに分かれて園外保育に出かけていたので、一人でゆっくり見学させていただきました。遊戯室に所狭しと立体と平面の両方が飾られており、入るなり圧倒されました。坂本幼稚園は、日吉台幼稚園と雄琴幼稚園が閉園となり、3学区からの子どもたちが通っています。学年ごとに40名近くの子どもがいるので、一人1点ずつ飾ってもすごい数になります。一つ一つの作品に大人には気づきにくい子どもの視点が盛り込まれており、夢が膨らむ作品ばかりでした。平面では同じサツマイモ堀りや焼き芋の絵でも、3歳児と4歳児、そして5歳児ではとらえ方が大きく変わってきます。3歳児は紫色の大きな塊が紙面のど真ん中に、4歳児になると大小いくつかの芋を紙面にバランスよく並べたり、5歳児では芋より焼き芋の火に視点が向けられていました。3年で成長の跡が伺えます。
 下阪本幼稚園は、先日年長児が全員で私に直接案内状を届けてくれました。今日行ってみると、展示会場である遊戯室にいた5歳児が、私の姿を見つけて、多くの子どもたちが玄関まで迎えに来てくれました。子どもたちは私に自分の作品を見てもらおうと、私の手を引いて連れて行ってくれました。子どもたちにとっては、自分の自信作をお客さんに見てほしい一心で、作品について説明をしてくれます。私は一人ひとりに感想を言うと、多くの子どもたちが誇らしい表情になり、笑顔になってくれました。「承認欲求」と言われますが、「素晴らしい作品ができましたね。〇〇がとてもよくできているね。」少し具体的な部分入れて頑張りを認めることが何よりも大切だと思います。この積み重ねが子どもたちの成長につながるのではないかと思います。
 2つの幼稚園に寄せていただき、心が温かくなりました。

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