
陶芸教室
2021年12月20日(月)
夢づくりプロジェクトの一環で特別支援学級の陶芸教室を企画しました。2回シリーズの今日は1回目でした。次世代文化芸術センターを通して専門家の方にお越しいただき、粘土を使ってシーサーづくりに挑戦しました。参加してくれたのは12・13・14組のみなさんで3会場に分かれて午前中一生懸命に取り組みました。
専門家は滋賀県立陶芸の森から陶芸家2名がお越しいただき、次世代文化芸術センターからも3名の方が補助についていただきました。2時間で最初は完成するのか心配しましたが、先生の指示をよく聞いて、一生懸命取り組んでくれたので、本当に素晴らしい作品ができました。中には、型にはまらない発想でこれまでにないシーサーを作ってくれた生徒もおり、陶芸家の先生も驚いておられました。また、一緒にシーサーづくりをでき、本当に楽しかったと感想を寄せていただきました。1月中旬には焼きあがり、作品を届けていただけると思います。仕上がりがとても楽しみですね。

坂本幼稚園、下阪本幼稚園こども展見学
2021年12月17日(金)
坂本幼稚園と下阪本幼稚園からこども展のお誘いをいただいていたので、行ってきました。
坂本幼稚園は、年長児が来年度進学する小学校ごとに分かれて園外保育に出かけていたので、一人でゆっくり見学させていただきました。遊戯室に所狭しと立体と平面の両方が飾られており、入るなり圧倒されました。坂本幼稚園は、日吉台幼稚園と雄琴幼稚園が閉園となり、3学区からの子どもたちが通っています。学年ごとに40名近くの子どもがいるので、一人1点ずつ飾ってもすごい数になります。一つ一つの作品に大人には気づきにくい子どもの視点が盛り込まれており、夢が膨らむ作品ばかりでした。平面では同じサツマイモ堀りや焼き芋の絵でも、3歳児と4歳児、そして5歳児ではとらえ方が大きく変わってきます。3歳児は紫色の大きな塊が紙面のど真ん中に、4歳児になると大小いくつかの芋を紙面にバランスよく並べたり、5歳児では芋より焼き芋の火に視点が向けられていました。3年で成長の跡が伺えます。
下阪本幼稚園は、先日年長児が全員で私に直接案内状を届けてくれました。今日行ってみると、展示会場である遊戯室にいた5歳児が、私の姿を見つけて、多くの子どもたちが玄関まで迎えに来てくれました。子どもたちは私に自分の作品を見てもらおうと、私の手を引いて連れて行ってくれました。子どもたちにとっては、自分の自信作をお客さんに見てほしい一心で、作品について説明をしてくれます。私は一人ひとりに感想を言うと、多くの子どもたちが誇らしい表情になり、笑顔になってくれました。「承認欲求」と言われますが、「素晴らしい作品ができましたね。〇〇がとてもよくできているね。」少し具体的な部分入れて頑張りを認めることが何よりも大切だと思います。この積み重ねが子どもたちの成長につながるのではないかと思います。
2つの幼稚園に寄せていただき、心が温かくなりました。

書ギャラリー
2021年12月16日(木)
昇降口の掲示板が何か所かめくれかかっています。そのまま放置しておくと、ついつい引っ張りたくなって、穴が大きくなります。「割れ窓理論」と言われるように、割れた窓を放置した建物はいつも間にか荒らされてしまうという考え方です。
毎朝、校舎を回りながら、壊れたまま放置されていないか点検するようにしていますが、上記の理論に基づき、今回は思い付きで「書ギャラリー」に挑戦してみました。たまたま昇降口前の掲示板に掲示物がなく、めくれた箇所が丸出しになっていたので、私が毎月書き校長室前に掲出してきた書作品をまとめて掲示させていただきました。昨年度の4月から始めたので本年度の11月まで合計20枚たまっていました。校長室のロッカーにしまっていたので、若干しわはありますが、空きスペース一杯に掲示することができました。めくれたところのぼろ隠しになればと思いましたが、自分で言うのもなんですがなかなかの迫力を感じました。赴任してから20か月間を振り返ることもでき、ちょっと嬉しくなりました。
3年生の昇降口前なので、3年生は登下校時に目にしてくれます。一つでも気に入った四字熟語を覚えてくれるとなおのことうれしいです。