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2023年11月 一覧
消費者教育~ライフサイクルゲームの実践~

2023年11月15日(水)

 今日は、日吉ブロックでは学推の授業研究会で、指定授業を除き、給食後下校措置を取り、研究会を行いました。本校では集団づくり部会で2年1組の英語の授業と、生きる力部会で3年生全員による消費者教育の実践を公開しました。私は生きる力部会の協力者で、本日の授業にもこれまで携わってきました。
 3年生全員が体育館に一堂に会して、1クラス6班×8クラスで48班に分かれてライフサイクルゲームを行いました。今日の事前学習として11月1日に司法書士の先生に来ていただき、契約のことや悪徳業者に騙されないように、今後直面する場面を想定し、多くのことを学びました。本校のコミュニティ・スクールでは、昨年度より成人年齢が18歳に引き下げになったこと受け、中学校在籍中に付けたい力を考えていた中で、消費者教育の必要性がクローズアップされました。1年間下準備を行い、多くの協力を得て、今日の実践につなげることができました。生徒が円滑にゲーム進行できるように、銀行係を第1生命株式会社の方、生きる力部会の先生方、学校運営協議会の委員さんにお願いしました。生徒たちは、専門用語がいっぱい出てくる中、班で協力しながらゲームを進めていました。「保険に入る?」「結婚する?」「家を建てる?」「株を買う?」など多くの選択肢を自ら判断して、人生を進めて行きます。銀行員の大人の方との会話も楽しんでいました。最終的にお金を貯めることができた人、借金をすることになる人など今後の人生を考えるきっかけになったのではないでしょうか?私も子どもの頃に「人生ゲーム」に熱中したことを覚えています。明日の朝感想を書いてもらうことになっています。果たしてどんな感想を持ったか楽しみです。

滋賀県中学校校長全体研修会

2023年11月14日(火)

 今日の午後から滋賀県中学校校長全体研修会に参加してきました。本年度は野洲市の村田製作所に寄せていただきました。村田製作所は、全国でも有数の大企業で精密な電気部品を製造している会社です。国内外にたくさん会社があり、とりわけ野洲事業所では研究開発にウエイトが置かれている国内でも重要な事業所です。従業員は4000人を超え、甲子園7つ分の大きな敷地に建てられています。
 駐車場についてから研修室までセキュリティが厳重な扉が数個あり、その扉の前には従業員さんが待っていてくださいました。また、工場見学をさせていただく場面では、スマホを持ち込むことができませんでした。機密を保持するためには、大変厳しいルールがあることに驚きました。管理部事務課の方に、「ムラタの社是とその実践」と題して講話をしていただきました。創業者の思いが詰まった社是には、学校経営につながるヒントが多くありました。「信用の蓄積に努める」「会社の発展と協力者の共栄を図る」「よろこび、感謝する人々とともに運営する会社」という言葉には、これからの学校づくり活かせると感じました。本校の職員にも喜びを共有し、常に感謝の気持ちを持って接していきたいと思いました。
また、地域貢献活動にも力を入れておられるという話を聞きました。学校と企業とは少し観点は違うかもしれませんが、地域とのつながりは、以前より大切にしてきたのが校です。地域とともにある学校づくりのために、常に地域の声に耳を傾ける校長でありたいと思います。

大津保護区保護司会西部地域会との連絡会

2023年11月13日(月)

 今日は、大津保護区保護司会西部地域会との連絡会が日吉中学校で行われました。西部地域会は日吉ブロック、唐崎ブロック、皇子山ブロックに所属の保護司さんによる会で、中学校との連絡会を回り持ちで行っておられます。3年に一度、本校で開催することになっています。
 今日は12名の保護司さんがお越しになり、本校の管理職、加配教員と話し合う機会を持ちました。今日は、本校の生徒指導主事から最近の学校の様子を伝え、今後互いの活動で有益な事例を1つ紹介させていただきました。親子関係に悩む生徒の事例で、なかなか本音が話せない状況の中、様々な問題行動が発生するケースでした。学校で真摯に耳を傾けたことで、母親の姿勢が変わり、進路も家族で考えることができ、卒業後も高校頑張っているとのことでした。この事例を通して、4つのグループに分かれて懇談を持ちました。保護司さんの経験から、話をしっかり聞くことの大切さ、「この人だったら話せる」という安心感、将来展望を一緒に考えられることが大事という話を聞かせていただきました。私たち教師が大事にしていることと同じであると感じました。また、中学校で心配な生徒は、卒業後の見守りが届く工夫が必要であることも教えていただきました。本校では、年に3回、日吉ブロック合同生徒指導連絡会を実施しており、その会議に保護司さんにも参加しただいていることの意義の大きさも実感できました。

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