
第2回進路説明会、PTA教育講演会
2020年10月30日(金)
今日は保護者の方を学校にお越しいただく機会として、2つの行事を行いました。1つは、3年生の保護者を対象とした進路説明会です。前回に引き続き、放送により各教室で聞いていただくスタイルで実施いたしました。私は冒頭の挨拶で、進路を決定するまでの過程で、子ども達が不安になったり、悩んだりすることが予想されるので、子どもの気持ちをしっかり聞いていただき、自信を持って選択できるように支えてもらいたいと話しました。その後、進路主任から高等学校受験、就職等の手続きについて説明を行いました。本当にたくさんの保護者さんにお越しいただき、話を聞いていただきありがたかったです。
その後、場所を体育館に移して、PTA主催による教育講演会を実施しました。参加者は40名ほどでしたが、講師をお願いした佛教大学副学長の原清治先生の軽快な話術に魅了されたひとときでした。演題は「子育て、親育ち」と題して、思春期の子どもといかにつきあうか、いろいろな例を出しながらお話しいただきました。「今、思春期の子どもがおかれている状況は、常に繊細な気遣いが必要で、つながる力が弱い子どもは毎日が大変であることを親として理解してあげましょう。」「どんなことでも子どもの思いを聞ける環境づくりができていますか?」「子どもの意見を尊重しながら、対等に自己主張を受け止めましょう(アサーティブなコミュニケーションスキルを身につける)」など多くの示唆に富んだ内容でした。本当にあっと言う間に時間が経ったように感じます。改めて、PTA活動で教育講演会をしていただけたことに感謝いたします。