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2024年02月19日 記事
第2回日吉コミュニティ・スクール総会

2024年02月19日(月)

 17日に日吉コミュニティ・スクール総会を行いました。コロナ禍の2年間は書面総会にし、昨年度は日吉中学校の体育館で行いました。今回は懇親会をセットしたので、KKRびわこホテルで行いました。天気は曇りでしたが、会議室から隣接する琵琶湖の雄大な景色を拝見しながら、優雅な気持ちで会議を行うことができました。いつもお世話になっている学校運営協議会の委員のみなさんをはじめ、日吉学区内の地域関係者に幅広く案内を出させていただきました。学校関係者を合わせて50名余りの方がお越しいただきました。大津市教育委員会事務局学校教育課の中西指導主事もお越しいただき、ご来賓の挨拶をいただきました。
 会議の内容は、1年間の中学校の様子をスライドでご覧いただきながら振り返りました。説明は5名の加配教員が担当を決めて報告させていただきました。生徒を成長させるために多くの行事を企画し、それを節目に少しずつ大人に近づいていく姿を実感しました。次に教頭先生より学校評価や学学調査の質問紙集計の結果をグラフにして見やすく説明してもらいました。日吉中の生徒の強みと弱みがクローズアップされ、取組の成果と課題が浮き彫りになりました。そのあと、地域学校協働推進員の竹下さんより、本年度学校運営協議会で取り組んだことについてお話しいただきました。消費者教育に取り組んで2年目となり、とりわけ本年度は実践の年になりました。熟議を繰り返しながら、生徒にとっても大変有効な取組になりました。ありがとうございます。
 後半は、パネルディスカッションを行いました。テーマは「日吉中学生に期待すること」として、論議を交わしました。パネラーは、学校運営協議会のメンバーを中心にお願いしました。日吉台学区自治連合会長の野々口氏、下阪本青少年育成学区民会議会長の鳥井氏、小学校代表の下阪本小学校長の岡本氏、幼稚園代表の下阪本幼稚園長の岸本氏、日吉中学校生徒会長の田畑さん、そして私がコーディネーターを務めました。野々口氏からは、「ふるさと日吉ブロックの魅力を発信してもらいたい」。鳥井氏からは「登下校時に挨拶ができる生徒、行事や部活動に熱心に取り組み生徒、ボランティア活動にも積極的な生徒になってほしい」。岡本氏からは、「地域のすばらしさを自分の言葉で発信できる力をつけてもらいたい」。岸本氏からは「全力打ち込めるものを見つけてほしい。多くの人との出会いを通して、多様な考えを身に付けてほしい」。田畑さんからは「不登校の生徒が増えてきている中、居心地のよい教室や居場所を作っていきたい」と提案してくれました。その後、「地域のよさを自分の言葉で発信すること」「不登校の生徒への対応の在り方」について論議を深めました。フロアーの方にも意見を求めながら、温かい意見交流ができました。とりわけ、田畑さんの意見には、フロアーから拍手が自然に起こるなど、生徒会へのエールが送られていました。少し時間は延長となりましたが、本年度を締めくくる意味でも充実した総会となりました。

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