
サクラソウ
2024年02月20日(火)
2月も終盤に差し掛かってきましたが、異常気象が続いています。朝の天気予報を聞いていると、気温が4月の気温で、雨が続いているのも梅雨を思わせるような降り方です。いつもなら、2月下旬は寒い日が続くけれど、時折温かい日が混じるような天候なのに、このまま春になるのではと勘違いしそうです。梅の開花も早く、桜の開花もかなり早まりそうな予感がします。
本校の職員玄関先には、用務員さんが丹精を込めて、サクラソウやパンジーを植えていただいています。とりわけ、サクラソウは卒業式の花道を飾るために、早くから育てていただいており、最近の温かさで花芽が急に増えてきました。3月12日にピークが迎えられるようにどうコントロールするか悩んでいただいています。ピンクと白のサクラソウは本当に可憐な花で、春を代表する花です。寒の戻りに期待するのもどうかと思いますが、やっぱり冬は寒さが必要ですね。

第2回日吉コミュニティ・スクール総会
2024年02月19日(月)
17日に日吉コミュニティ・スクール総会を行いました。コロナ禍の2年間は書面総会にし、昨年度は日吉中学校の体育館で行いました。今回は懇親会をセットしたので、KKRびわこホテルで行いました。天気は曇りでしたが、会議室から隣接する琵琶湖の雄大な景色を拝見しながら、優雅な気持ちで会議を行うことができました。いつもお世話になっている学校運営協議会の委員のみなさんをはじめ、日吉学区内の地域関係者に幅広く案内を出させていただきました。学校関係者を合わせて50名余りの方がお越しいただきました。大津市教育委員会事務局学校教育課の中西指導主事もお越しいただき、ご来賓の挨拶をいただきました。
会議の内容は、1年間の中学校の様子をスライドでご覧いただきながら振り返りました。説明は5名の加配教員が担当を決めて報告させていただきました。生徒を成長させるために多くの行事を企画し、それを節目に少しずつ大人に近づいていく姿を実感しました。次に教頭先生より学校評価や学学調査の質問紙集計の結果をグラフにして見やすく説明してもらいました。日吉中の生徒の強みと弱みがクローズアップされ、取組の成果と課題が浮き彫りになりました。そのあと、地域学校協働推進員の竹下さんより、本年度学校運営協議会で取り組んだことについてお話しいただきました。消費者教育に取り組んで2年目となり、とりわけ本年度は実践の年になりました。熟議を繰り返しながら、生徒にとっても大変有効な取組になりました。ありがとうございます。
後半は、パネルディスカッションを行いました。テーマは「日吉中学生に期待すること」として、論議を交わしました。パネラーは、学校運営協議会のメンバーを中心にお願いしました。日吉台学区自治連合会長の野々口氏、下阪本青少年育成学区民会議会長の鳥井氏、小学校代表の下阪本小学校長の岡本氏、幼稚園代表の下阪本幼稚園長の岸本氏、日吉中学校生徒会長の田畑さん、そして私がコーディネーターを務めました。野々口氏からは、「ふるさと日吉ブロックの魅力を発信してもらいたい」。鳥井氏からは「登下校時に挨拶ができる生徒、行事や部活動に熱心に取り組み生徒、ボランティア活動にも積極的な生徒になってほしい」。岡本氏からは、「地域のすばらしさを自分の言葉で発信できる力をつけてもらいたい」。岸本氏からは「全力打ち込めるものを見つけてほしい。多くの人との出会いを通して、多様な考えを身に付けてほしい」。田畑さんからは「不登校の生徒が増えてきている中、居心地のよい教室や居場所を作っていきたい」と提案してくれました。その後、「地域のよさを自分の言葉で発信すること」「不登校の生徒への対応の在り方」について論議を深めました。フロアーの方にも意見を求めながら、温かい意見交流ができました。とりわけ、田畑さんの意見には、フロアーから拍手が自然に起こるなど、生徒会へのエールが送られていました。少し時間は延長となりましたが、本年度を締めくくる意味でも充実した総会となりました。

数学研究授業
2024年02月16日(金)
今日の5校時、県数学部会の研究授業が本校で行われました。2年生の図形の合同を証明する領域で、苗代先生が授業を公開してくれました。私も数学の教師なので、図形の証明を教えるのにあの手この手を使って、わかってもらえるように工夫をしていたことを思い出します。今日の内容は、一通り証明する手順を教えてもらった上で、ゲーム感覚でできる自作教具を使っての授業でした。6人班になり、3対3の対戦型で、証明問題が3問出され、条件カードを順に引いていき、証明を3名で組み立てていくものでした。条件カードを何回ひいても必要な条件がそろわなかったり、複数に条件が重なったりする場面もあり、楽しく学べていたと思います。条件がそろった段階で、相手チームに口頭で証明を説明するところが最もよかったところです。最後に、証明を自力で書くことで、今日の学びを整理することができていました。やはり、教材と教具の工夫が大切であることがよくわかりました。他校からも数学の先生がお越しになり、そのあと研究協議会をされていました。