3年生のページ
2020/11/10
総合的な学習の時間~車いす体験と高齢者体験~
11月9日、10日に「総合的な学習の時間」で「車いす体験」と「高齢者体験」を行いました。どちらも大津市の社会福祉協議会さんからお借りしています。「車いす体験」では、車いすユーザーさん側と介助者側のペアになって、交代で体験しました。場所は、1階の家庭科準備室から廊下を渡り、昇降口スロープ、中庭を通って戻ってきます。この道のりでも、子どもたちは、それぞれの立場で様々なことに気づいていました。その中で、「バリアフリー」について考えが広がり、そこから「ユニバーサルデザイン」や自分なりに「福祉」について気になる事を調べ始めている子もたくさん出てきました。
また、「高齢者体験」では、今の自分たちが当たり前にしていることが、思い通りにできにくくなり、生活の中で様々な不安や困りを感じる事を学習しました。人間誰しも老いていく事をまだ幼い子どもたちが実感するのは少し難しい面もあります。しかし、この学習を通して、高齢者の方々の困りや不安等について知り、それを体験できたのは貴重な体験でした。
このような学習を進める中で、積極的に友だちに声を掛けたり、率先して支援したり、自分で考えて活動する姿も増えてきました。また、感想の中には、「自分だったら~」と自分事として捉えていたり、「こんなに大変なんて知らなかった~、この学習を通して~したい!」という気持ちを新たにしたりした人もいます。
盲導犬ユーザーさんの講話でもあったように、今子どもたちが出来ること、「知ることから始める」「勇気を持って声かけ」そして、学んだ事を広め自分で深めていくサポートをしていきたいと思います。
2020/11/04
盲導犬ユーザーさん講話~知ることから、始めよう~
今日は、予定していた「盲導犬ユーザーさん(前田さん)の講話」が体育館で行われました。2学期の「総合的な学習の時間」では、お伝えしているように「福祉」について学んでいます。
これまでの学習では、自分たちの身の回りにある「やさしさ」を通して、バリアフリーなどについてふれてきました。
今回の講話では、前田さんのお話を聞き、目の前で見た盲導犬「ペリーちゃん」の動きやサポート、ユーザーさんとの信頼関係を目にしたことで、子どもたちもたくさんの発見や学びがあったことだと思います。また、今回は特別に盲導犬訓練士の落合さんからもお話を聞かせてもらえる貴重な場面もありました。
初めて知ったことも、知っていたけど初めて実際に見る経験も全てが子どもたちにとってはかけがえのない財産になると思います。
盲導犬ユーザーの前田さんが度々、子どもたちに伝えてくれたこと、困っている人がいたら、「勇気を出して声をかけて。」、そして、正しい情報や思いを学び、伝えていってほしいメッセージ。
盲導犬ユーザーさんだけでなく、いろいろな人の困りに寄り添う「やさしさ」の芽がさらに伸びた時間となりました。
2020/10/26
教育実習生の先生から学べること~教育⇒( )育~
先週の月曜日から、3年生には転入生の新しい仲間と先生が増えました。3年2組には、新しい仲間が一人。3年4組には、教育実習生の先生が実習に来てくれています。
教育実習生の先生は、「増山 和希先生」です。
今年度は2週間という短い時間の中、学級の子どもたち、学年の子どもたちと関わりながら、様々な事を学習してくれています。
最初は、「3年生だから~」と「丁寧に細かく指示してあげないと~」と増山先生は思っていてくれていたようですが、子どもたちが自分たちで考えたり、指示されていないことでも良いと思ったことを進んでやっていく姿や助け合ったりする姿から、また新たな発見があったようです。
実習の一環として、授業も担当していただき、教師としての責任感、そして子ども共に学んでいける素晴らしさを感じてくれています。実習も残り一週間、学びを是非今後に活かしていってほしいと思います。
さて、教育実習生の先生方に向けて、校長先生から表題の質問があったようです。
「教育(きょういく)の〇育の部分にあなたならどんな文字を入れますか。」
教員含め、そこには様々な考えや思いがあって、どれも正解なのだと思います。
ちなみに私は、「今日を育む」で「今日育」です。
さぁ、3年生の子どもたちや保護者の方ならどんな文字を入れるのでしょう?
2020/10/13
体育科参観授業~心を合わせてダンス!心をつないで8の字リレー!~
秋晴れの空の下、たくさんの声援や拍手を受けながら、子どもたちは頑張って練習の成果を発揮できました。例年のように運動会という形ではありませんでしたが、今できる範囲でいろいろなことを考えながら、今日まで練習を進めてきました。
初めての形式の開催で、至らない点や改善すべき点もあったと思いますが、保護者の皆様にはここまでサポートしていただき、本当に感謝です。そして、中には我が子が少しでも見つけやすいように、目立つようにと、様々な工夫をして送り出してくれたおうちもありました。(リボン、髪型、靴下の工夫などおうちの方の愛情を感じました!)今日の学習の中では、お伝えできなかったのでこの場をお借りしてお伝えしたいと思います。
さて、子どもたちのダンスと8の字リレーはいかがだったでしょうか?
終わった後子どもたちに聞きましたが、「楽しかった人」、「悔しかった人」思いは様々でした。
本番前には、「頑張ろう」だけでなく、「ドキドキする」「不安だ・・・」と言っていた人もいます。共通して言えるのは、どちらも心が頑張ろうと思ったり、頑張った結果だったりが気持ちとして表れたものだということです。心が動いたからこそ感じられたものです。
普段とはまた違う舞台で、心を動かす特別な経験ができたこと。それをたくさんの人に見ていただいたことは当たり前ではありませんし、とても幸せなことです。
やるからには本気で、上手くいっても失敗しても、おごらず腐らず。
この経験をまた次に繋いでいける人になってほしいと思います。
最後に、担任たちからもがんばった子どもたちに改めて拍手を贈りたいと思います。
2020/10/09
来週はいよいよ体育科参観です!
週後半は天気に恵まれませんでしたが、来週は子どもたちの笑顔とがんばる姿を気持ちの良い天気の中、ご参観いただけたらと思います。今年度、運動会はありませんが、がんばる姿や去年よりも成長した姿をおうちの方に観てもらう大きなチャンスです。ケガなく、体調も万全で本番を迎えられるようにこの土日を過ごしてほしいと思います。
今日は、「心をひとつに」の実行リーダーが、中心になり、児童一人一人が、体育参観への思いを込めて作った「色別ポスター」がお披露目になりました。
運動会のようにみんなで集まることはできませんが、当日はこのポスターやそこに込めた自分やみんなの思いをパワーに輝いてほしいと思います。
☆本日、滋賀県産の「近江の茶を飲んでみよう!」をいただいて持ち帰っています。☆
少し肌寒くなってきた今日この頃、参観に向けての練習などで疲れもたまっていると思います。
ご家族で滋賀のお茶の歴史も一緒に味わいながら、おいしいお茶でホッと一息入れてください。