
合唱コンクール予選
2023年09月15日(金)
本年度から4年ぶりに従来の形に戻して、合唱コンクール予選を行いました。1,2年生からは2クラス、3年生からは3クラスが文化祭当日の本選出場を果たせるというものです。合唱曲決めからは随分日が経ちましたが、練習が本格化したのが2週間前。実に9日間の勝負となりました。毎日6校時を合唱取組として時間確保し、どのクラスも計画を組みながら練習を行ってきました。1週目はこれで仕上がるのかささやかれる声もありましたが、今週に入ってからどんどんと上手になってきました。そして、今日本番を迎えました。トップバッターは1年生。初めての合唱コンクールでしたが、1年生らしいはつらつとした歌声が響き渡りました。男子がまだ声変わりを完了していないので、男声に重みを出すのが難しい現状の中でしたが、どのクラスもよいステージを務めました。3組と7組が本選出場を決めました。次に2年生は、昨年経験しただけあって、ステージでの落ち着き具合が違いました。ハーモニーが完成し、表現力が優れたクラスもたくさん見られました。中堅学年の頑張りは素晴らしかったです。5組と7組が本選出場を決めました。午後からは3年生の出番です。今週に入ってから取組が加速し、昨日の練習の様子ではどのクラスが勝ってもおかしくない状況でした。私は審査委員長を務めましたが、一番審査に困ってしまいました。昨年以上にレベルが高く、本当に甲乙つけがたい状況でした。それでも順位付けをしなくてはならないということで、本当に苦慮しました。まさに3年間の集大成だったように感じます。練習での生徒の自主性も素晴らしく、「さすが3年生」と感じました。本選には、1組、3組、4組が出場を決めました。
今日は保護者の皆様もたくさん参観に来ていただきました。体育館は暑かったですが、我が子が懸命に歌う姿をしっかり見ていただけたと思います。また、比叡山延暦寺根本中堂で歌うきっかけを作っていただいた京都三千院の門主様にもお越しいただきました。3年生の合唱をお聞きいただき、「感動した」と言っていただきました。