活動の様子

今日は夏季総合体育大会と吹奏楽コンクールの壮行会を行いました。
７月１２日（土）のバスケットボールの大会を皮切りに、大津市総体が７月１９日（土）〜２１日（月）の日程で行われ、大津市で勝ち上がったチームは、７月２４日（金）以降の滋賀県大会に進出することになります。野球部は７月２２日（火）の最初から県大会、吹奏楽コンクールは７月２５日（金）に滋賀県吹奏楽コンクールの地区予選が、２６日（土）には中部日本吹奏楽コンクール滋賀県大会が行われます。
どの部活動からも決意表明があり、大会に向けた熱い思いが伝わってきました。生徒会からのエールもあり、一層選手の皆さんの表情もキリッとしたものになったように感じました。
特に３年生は、最後の大会となります。目指すものの違いや考え方の違いで、仲間同士ぶつかり合ったり、悩んだこともあると思いますが、これまで一生懸命、ひたむきに取り組んできたことは紛れもない事実です。勝敗にこだわることも大切ですが、好きな部活をさせてもらってきた感謝の気持ちを、最後まで諦めないプレーで表現してほしいと思います。そして、「感動の大会」になることを願っています。がんばってきてください。健闘を祈っています。

2年生では、高齢者や障害のある方と関わる体験を通して、共に生きる社会のあり方や、自らの生き方について学びを進めています。その事前学習の第二弾として、障害者支援施設「ステップ広場ガル」より職員の方をお招きし、支援の現場で大切にされていることや、利用者の方々一人ひとりの特性に応じた関わり方、工夫などについて具体的に紹介していただきました。今回の講話を受けて、実際に「ステップ広場ガル」で体験活動を行う予定の生徒たちを含め、多くの生徒が「どう接すればよいか」「相手の立場に立って考えるとはどういうことか」など具体的にイメージすることができたようです。

１年生を対象に、小山SCに「こころの健康」に関する授業をしていただきました。授業では「性格チェック」や「リフレーミング（短所を見方を変えて長所として捉える考え方）」を通して、自分の性格や考え方を振り返りました。最後に「私ってこんな人」という自己紹介カードに取組、自分の中にある良さに目を向ける時間となりました。生徒たちは、小山先生の話に真剣に耳を傾け、自分自身と丁寧に向き合っていました。この授業をきっかけに「自分も他者も大切にする心」が育まれていくことを願っています。

地域で子ども達の育ちを支えてくださっている民生委員、主任児童委員の皆様にご来校いただき、授業や校内の様子をご覧いただきました。廊下や教室の掲示物や生徒の学ぶ姿などに、温かいまなざしで声をかけていただきました。協議会では「制服姿の中学生が、いっそうたくましく、成長したように映った」「落ち着いた雰囲気で安心して過ごしている」「掲示物には先生達の生徒への思いが感じられる」といった感想をいただきました。地域の方々に見守られていること、生徒たちの頑張りを共有できることは、学校にとって何よりの励みとなりました。

石山学区青少年育成学区民会議の「ふれあいの集い」が２３回目を迎えました。年に２回開催され、今回は中学生と小学生が一緒に活動を楽しむ日。運営は生徒会執行部が担い、活動は８つのチーム対抗戦でした。ハリセンボン、ボールリレー、玉入れといったゲームを通して、チームの仲が自然と深まりました。生徒会の生徒が「小学生の頃に参加して、とても楽しかったこと、中学生がとても優しくしてくれたことが心に残っている」と話してくれました。今はその思い出を次の世代へと受け継いでくれています。

今回は数学科・吉永先生が２年生で授業を公開。生徒の意欲や考えを引き出す授業が展開されました。生徒の皆さんもしっかり課題と向き合いよく頑張りました！放課後には研究協議を行い、ICTの活用や読み解く力を育てる工夫について活発な意見交換がされました。総合教育センター高橋主査より指導もいただき、今後も全職員で授業力向上に取り組んでいきます。来週６／３０からは「授業公開ウィーク」が始まります。全教員がICT活用や課題設定を工夫し、互いに学び合っていきます。

外部講師をお招きし、「スマホやSNSにひそむ危険〜インターネットと人権を考える〜」と題した情報モラル講話を行いました。最新の法律や実際のトラブル事例を通して、SNSの正しい使い方や、相手を思いやる行動の大切さについて考える時間となりました。講話の中では「学校生活は、社会に出る前の練習の場」という言葉もあり、生徒たちは自分の生活と重ねながら、最後まで集中して話を聞いていました。これからも、ネットでも現実でも、人としてのルールやみんなが幸せに生きること、人権を大切にしながら、学校生活をしっかり頑張っていきましょう。

２年生は障害者支援施設や高齢者施設での体験を通して、「人と共に生きること」や「これからの自分の生き方」について考えることをねらいとしています。その事前学習として、特別養護老人ホーム「千寿の郷」の職員の方を講師にお迎えし、施設の利用者や仕事内容を教えていただきました。また、実際の事例をもとに、生徒がどのように声をかけ、行動すればよいかを考え、実演する活動にも取り組みました。生徒たちは講師の方のサポートのもと、目線を合わしたり、入居者さんの好物などを話題にしたりと工夫して演じていました。これから実施される体験活動が、より実りのあるものになることを期待しています。

生徒会の企画担当が、万引き防止を呼びかけるポスターを、地域のコンビニ、スーパー、市民センター、交番、郵便局などへ配布しました。デザインは全校生徒に募集を呼びかけ、多くの作品の中から選ばれたものです。配布は、生徒自らが各施設を訪問し、取組の趣旨や願いを直接伝えました。早速、あるコンビニではポスターが店内の商品棚に掲示されていて、お店の方に感謝をお伝えしたところ、「とてもインパクトがあって、すぐに貼らせてもらいました」というお言葉をいただきました。自分たちの手で地域に働きかける経験は、生徒にとっても、関わってくださった地域の方々にとっても、価値のあるものだったと思います。

本日から二日間にわたって、一学期末テストが行われています。これまでの学習の成果を発揮しようと、どの学年の生徒たちも真剣な表情で取り組んでいました。特に１年生にとっては、中学校で初めての定期テスト。緊張した様子も見られましたが、一生懸命に答案に向き合っていました。テスト後には「思ったより書けた」「ここが難しかった．．．」など、先生や友達と感想を交わし、達成感や課題を感じていたようです。明日はテスト2日目。最後まであきらめず、自分の力を出し切ってほしいと思います。