
人権を考える大津市民の集い 雄琴学区夏の集会
2022年07月03日(日)
今日は3年ぶりに実施されることになった「人権を考える大津市民の集い 雄琴学区夏の集会」に参加してきました。ここ2年間は、新型コロナウイルスの影響で、集合研修会はことごとく中止され、日吉ブロックにおいても各学区で行われる夏の集会は中止してきました。また、感染者が増加傾向にあるとの報道で開催を心配する声もありましたが、なんとか実施できてよかったです。
内容は、人権啓発DVD「今こそ支え合って~コロナ禍でもがんばる地域からのメッセージ」を視聴する形で行われました。滋賀県人権センターにより制作されたDVDで、県内の人権にかかわる団体の活動紹介と各団体からの県民に向けたメッセージが盛り込まれていました。紹介されていた4つの団体について簡単に紹介しておきます。一つ目は「人権ネットワーク八幡」で、部落差別からあらゆる人権課題の解決に向けて、青年部が中心に取り組まれている様子が紹介されていました。伝統産業である八幡靴についても触れられていました。二つ目は「かんちゃんの小さな家」で、安土町にある学校になじめない、自分が出せない子どもや若者の居場所づくりについての紹介でした。ホッとできる場所が近くにあると本当にいいなあと思いました。三つ目は「多機能型事業所エルディ」で、湖南市にある就労型で障がいのある方との共生と支援を進める施設の紹介でした。障がいのある方が輝ける場所づくりにどんな応援ができるか考えさせられました。四つ目は「サンタナ学園」で、愛荘町にあるブラジル人学校の紹介でした。県内には多くのブラジル人が職を求めて来られています。その方の子どもたちは一般の学校にも在籍していますが、言葉の壁等でなじめない子どもたちが通える学校が必要になります。懸命に日本語を練習する姿には感動を覚えます。近くにあれば交流も考えられるのではないかと思いました。
コロナ禍でも歩みを止めずに頑張っておられる姿に感動を覚えました。心が温かくなったひとときでした。