できごと

　３年生は総合的な学習の時間「かがやき」で、これまでに「むかしのくらし」について学習してきました。今日は、自分たちが学んできたことを２年生に紹介する会を行いました。
　昔の遊びや音楽、食べ物、学校、ペット、洗濯、服、マンガなどについて、それぞれが調べたことを画像や音声、自分たちで作った新聞などを提示しながらわかりやすく説明し、２年生の子どもたちは興味をもって真剣に聞いていました。後半は３年生からのクイズがあり、２、３年生で楽しく学びを交流することができました。

５年生スタート時から、バケツ稲作りでお世話になった講師の方をお迎えして、学習のまとめ発表会を開きました。教わったことや調べたことだけでなく、実際に体験したことや考えたことを加えて、チームごとに発表しました。登校後も夏休み中も毎日水の管理をして、稲の生長を観察していた子どもたち。稲刈りや脱穀作業の大変さだけでなく、日々の管理の大変さが身に染みたという思いを伝えていました。それだけに、お米を炊いて食べた時の喜びも大きかったようです。農家の方々の大変さややりがいを学ぶことができました。講師の方から、「正解は１つではない。これが正解と決まっていない。それぞれの思いや状況に合わせて試行錯誤しながら進めていくことが大切」ということをお話いただき、これからの子どもたちに大切にしてもらいたいことを教えてくださいました。

運営委員会主催で、「ピンクシャツデー」運動を実施しました。「ピンクシャツデー」とは、ピンク色のシャツや小物を身につけることで、「いじめ反対」の意思表示をする日です。本校では、12月8日〜12日までの一週間、子どもたちが自分や周りの人の人権を守るために大切にしたいことを、折り紙で作ったピンクシャツに書き、名札に貼って過ごしました。お互いに読み合っている姿があちこちで見られ、意識しながら過ごしている様子が伝わってきました。週間が終わった今、昇降口前の大きなシャツの掲示板に貼っていっているところです。今後も、自分も相手も大切にできる小野っ子として成長してほしいです。

　図工室いっぱいに新聞紙を広げて、たっぷり時間を使って活動しました。ぺらぺら、しゃかしゃか、うすくてやわらかく、しなやかな「新聞紙」という素材の特徴を活かして、「やぶる」「ちぎる」「くしゃくしゃにする」「丸める」「穴をあける」「ねじる」などの変化をさせて遊ぶ学習です。服や帽子、冠、盾、剣などを作って身にまとい「勇者」のような変装をしたり、隠れ家のような家をつくり中へ入って遊んだり、布団や枕を並べた「ベッド」で寝たり、細かく破った新聞紙をたくさん集めてふわふわのところにうずくまったり・・・それぞれに思う存分、新聞紙まみれになって楽しみました。
　この活動にあたってたくさんの新聞紙をご協力いただきありがとうございました。おかげで子どもたちがたっぷりと活動にひたることができました。

待ちに待った上学年のドッジボール大会が開催されました。
「やさしい」「ふつう」「強い」のチームに分かれ、たくさんの声援の中、熱い試合を繰り広げました。最終戦は、「強い」で勝ち上がったチーム対先生チームです。どちらも本気モードで、どっちが勝ってもおかしくないほどの接戦！ファインプレーが続出で、見ごたえのある試合となりました。

総合的な学習の時間「かがやき」で、４年生がやまのこ学習で学んできたことや感じたことなどを、３年生に向けて発表しました。初めての宿泊でドキドキしたことや、自然の家での生活のこと、命の学習のこと、夜のお楽しみの時間のことなど、たくさんのことを３年生に教えてくれました。クイズを交えながら発表してくれたので、聞いている３年生にとっては楽しく学習できた１時間になりました。発表後の感想では、「やまのこ学習に行くのが楽しみになった」という意見が多く、発表した４年生も喜んでいました。おうちの方と離れて宿泊することに大きな不安をもっていた子も、少しだけ安心した様子でした。

今日の昼休みにたてわり遊びを行いました。６年生主催の活動は今回が最後です。３回目の開催ということもあって、活動の流れをイメージしながら、自信をもってルール説明をしたり、遊びを進めたりすることができました。班のメンバーは笑顔いっぱいで楽しみ、これまでリーダーとしてたてわり遊びを引っ張ってくれた６年生に感謝を伝えました。次回からは５年生がリーダーです。どんな活動を企画してくれるのか楽しみです。

車いすユーザーの方を講師に迎え、障がい理解について学習しました。講師の方の「障がいがあってもなくても困ることはあるでしょう。困った時にどうするのか、困っている方と出会った時に何ができるか、自分ごととして考えてほしいです」というメッセージに、深く頷く子どもが何人もいて感心しました。様々な体験をされている方から直接お話を伺う機会はなかなかないので、貴重な時間を過ごすことができてありがたかったです。後半は、実際に車いす体験をしました。乗った時の怖さや、押す方の気遣いなど、たくさんの気づきがあった子どもたちです。

今日は「炒める」学習として、「ジャーマンポテト」を作りました。まず初めに、包丁を使ってじゃがいもの皮むきをするのですが、普段包丁を使わない子どもたちにとっては、緊張しながらの作業となりました。使い慣れている子にコツを教えてもらいながら、なんとか皮むきを終えることができ、ホッとする子どもたち。その後、玉ねぎやベーコンを習った形に切り分けながら、手早く材料を炒め、美味しそうな「ジャーマンポテト」に仕上げることができました。ぜひおうちでも作ってほしいです。

　講師の方による手作りのおもちゃ広場。５日の第２回目（４・６年）に引き続き、今日の第３回目（２・３年）も大盛況でした。思い思いのおもちゃのところへ行き、そこに集まってきたメンバーで、協力して迷路の突破方法を考えたり、対戦ゲームをしたり、自分たちで遊び方を見つけていったり、和気藹々と楽しんでいました。
　夢中で遊んでいた子どもたちは、昼休み終わりのチャイムが鳴り、名残惜しそうに遊びを切り上げていました。年が明けたらもういちど、２月に来てくださることになっています。