
大阪府立西成高等学校の視察に行きました
2021年11月16日(火)
大津市保護司会西部会のみなさんにお誘いいただいたので、今日は朝から大阪府立西成高等学校の視察研修に参加してきました。先日、NHKの逆転人生で放送された注目の学校で、私自身も興味ある学校だったので、現地に行けることを楽しみにしていました。
今回参加したメンバーは10名で、西成高校の山田校長先生の話を伺いました。校長として2度目の赴任であること、この高校勤務が14年目となること、西成高校の大黒柱を担っておられることがよくわかりました。お話を伺っても、生徒を大切にされていることが伝わってきます。多くのお話の中で、私が感動したのが、特別支援学級の生徒を100名以上受け入れておられること、1年生の教育課程は7時間構成で、1~3校時は30分間授業の国語、数学、英語の基礎学習、内容は小学校3年生からの復習から始めていること、2年生からは選択制となり、3年卒業時の就職希望者は就職率100%であることでした。また、家庭的にしんどさを抱えている生徒が多く、脱貧困学習を学習の中で取り入れておられることや食の支援のために無料のカフェがあるところなど、入学したら何としても高校資格を取らせてあげたいという先生方の熱い思いが伝わってきました。
私は、中学校と高校では違いはあるけど、校長としての志など山田校長先生に教えていただいたことを参考にさせていただきたいと思います。「生徒ファースト」の考え方に間違いがないことも実感しました。