
生徒会役員選挙公報
2021年10月13日(水)
11日の月曜日から生徒会役員選挙に立候補した生徒の公報放送が昼休みに行われています。今日は会長候補の放送が行われました。今回は、どの役職にも複数の候補者が立候補しており、18日の役員選挙に向けて、絶好のアピールの機会となります。この3日間で公約をしっかり話すことができました。また、応援者の演説もあり、かなり本格的な取り組みとなっています。現生徒会からバトンを受け継いで頑張ってくれる舵取り役を選出する大事な選挙となりますので、自分の1票を誰に投票するのかよく考えてほしいと思います。
選挙と言えば、国においても衆議院議員の選挙が9月末に行われます。今はその準備で、看板がいろいろな場所に設置されています。投票できる年齢も18歳からとなり、中学校3年生はあと3年もしたら、本物の選挙を経験することになります。そういう意味でも、この機会はよい勉強になりますね。

We love 日吉
2021年10月12日(火)
本日配布される1年生のミニ学年通信のタイトルは、「We love 日吉」。なんと懐かしい響きだと感じました。日吉中学校の校舎の壁面にも「We love 日吉」というスローガンが書かれており、校訓「切磋琢磨」と生徒会の普遍的なスローガン「We love 日吉」は長年親しまれてきました。
「We love 日吉」のスローガンは、昭和60年代の生徒会が発案したもので、もうすでに30数年が経過しています。私が1回目に日吉中に赴任したのは平成元年度で、なんとシンプルでかっこよいスローガンだと感じました。平成29年度に日吉中学校創立70周年記念式典時には教頭で関わらせていただきましたが、記念講演で三日月大造滋賀県知事にお話を伺い、当時このスローガンに込められた生徒会の思いを聞きました。当時は校内暴力が全国で広がる中、本校も落ち着かない毎日を送っていたようです。生徒会でいろいろなポスターを作って掲示しても、すぐに破り捨てられる。それでもめげずにすぐに作り直して掲示するという繰り返しだったようです。そこで、みんなが愛着をもって愛せる学校にしようということでこのスローガンができたようです。
本校では最近、昇降口や体育館前に朝来たらゴミが散らかっている状況が見られるようになり、私も朝からバケツと火ばさみをもって回っています。すると、昨日の朝、2年生の男子生徒が一人でゴミ袋を持ってごみを集めてくれているところに出会いました。その場は、ありがとうと声をかけましたが、後ほど学年の先生から聞いてみると、自分にどんなことができるかなと考え、きれいな学校になればという思いから始めたと伺いました。なんと素晴らしい志でしょう。「We love 日吉」ができたときの生徒会の先輩たちと志は同じなんだと思いました。これが伝統校「日吉中」のよさだと感じました。多少の困難はあっても、みんなでよい学校を守っていきたいと思います。

あれから10年
2021年10月11日(月)
朝のニュース番組でも取り上げていますが、10年前の今日、大津市内の中学2年生が命をなくした日です。級友からのいじめがあったこともその後の調査でわかり、「大津いじめ事件」として注目されました。その後、いじめ防止のための法律や条例の制定が国レベルで行われることになりました。いじめはどの学校でも起こりうることで、場合によっては命をも落としかねない危険性を含んでいます。
本校でも10月1日の全校放送でその話を盛り込みました。自分の言動を振り返ってみることの大切さと他人が嫌がることをしないということを話しました。しばらくテレビや新聞でこれに関する報道が続くと思いますが、今一度自分自身を振り返る機会にしてもらえると嬉しいです。
かけがえのない命を大切にしてほしい。ピンチなときは友人やおうちの方、先生など大人に相談してほしいです。