校長室より
2025/02/14
肉体の神秘
激しい運動の後で筋肉痛になったとき、一番やってはいけないことがマッサージらしいです。筋肉痛は、負荷をかけて筋肉を伸ばしたときに、筋肉がパンパンに伸びきってしまい、一部の筋組織が破損することによって起こるといわれています。そして、その過重な負荷の常態から1〜2日後、肉体はもとの状態に戻ろうと回復を始めます。過重に負荷を与えられた筋肉は、回復の過程で、もとの状態よりも大きくなる「超回復」状態になります。しかし、これは一時的なもので、数日で元の状態に戻ってしまいます。そうならないために、超回復状態で筋肉が大きくなっているときにトレーニングをすることが、筋肉を大きくすることにつながるのだそうです。筋肉痛になったときのマッサージは、伸びきって超回復しようとしている筋組織を圧迫し破壊していくため、やってはいけないのです。筋肉は「過負荷による破損」と「超回復による修復」によって大きく成長していくということです。
筋肉だけでなく、人間が成長していくうえで「負荷」は絶対に欠かせないことです。「負荷」に耐えることで、今まで以上の自分に成長していきます。ケセラセラですね。
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2025/02/08
渡り鳥のV字飛行
渡り鳥がV字形で隊列を組みながら空を飛ぶ様子を見たことがあるでしょう。これはエネルギーを節約してより長い距離を飛ぶために理にかなった方法と言われています。空を飛ぶためには気流の流れに向かうことで発生する揚力(浮き上がる力)を利用します。V字形で隊列を組むことで斜め前方の仲間の鳥が起こす気流を利用でき、エネルギーを節約しながら飛ぶことができるのです。逆に先頭の鳥はその分かなりのエネルギーを消耗するので体力を消耗した鳥は後ろに下がって体力のある鳥が前を飛ぶという入れ替わりを行いながら飛行します。お互いがサポートし、支え合っているということです。自分一人で何でもできると思ったら大間違いですね。金曜日には県内私立高校の合否発表がありました。結果はそれぞれに異なりますが、進学先が決定した人もいます。多くの人は県外私学、公立一般受験等これからもうひと頑張りしなければならない人がほとんどです。進路が決定した人はこれからどういう生活をしていく必要があるのでしょうか。心に余裕ができた分、今度は仲間を支えるサポート役の存在であってほしいと思います。自分だけよければいいのではなく、仲間への思いやり、心遣い、率先してクラスの為に役割を果たせるよう力を貸してほしいと思います。後もう少しです。がんばれ3年生!
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2025/02/01
節分
「節分」とは鬼を追い払って無病息災を願う日です。「立春」の前日にあたり、今年は2月2日が「節分」です。幼い頃「鬼は外、福は内。」と言いながら「豆まき」をしていたことを思い出します。季節の変わり目に「邪気」を追い払うために鬼を追い出すという意味で「魔を滅する」から、「魔滅」、すなわち「まめ」となり、豆まきの「豆」につながったとも言われています。「豆まき」以外にもその年の恵方を向いて黙って丸ごと一本食べると願いが叶うと言われる「恵方巻」を食べる風習や、鬼よけのため焼いたイワシの頭を柊の葉に刺し、玄関へ飾るという風習もあります。ちなみに今年の恵方は「西南西」です。私は「節分」は2月3日との勝手なイメージを持っていました。地球の公転周期は厳密には365日より若干長いため「うるう年」で調整していますが、それでも「暦」のずれが生じます。そのため「立春」も年によって変化するそうです。暦の上では「節分」までが「冬」です。「節分」の翌日の「立春」から「春」が始まります。まだまだ寒さが厳しく、雪も降りやすい月です。いよいよ入試のシーズンが始まります。体調管理をしっかりと行ない、それぞれに「春」が訪れることを願っています。
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2025/01/25
3年生のみなさん、頑張れ!
いよいよ県内私学、公立特色推薦選抜、県外私学等、高校入試が本格的に始まります。特に朝ごはんはしっかり食べることが大切です。朝起きたときの脳は、栄養が不足しています。寝ぼけていたり、起きるのが辛かったりするのは、実は脳が栄養不足の状態だからです。朝にごはんやパンなどの炭水化物をしっかり摂取することで脳が活性化し、ベストな状態に近い力が発揮できると言われています。早寝早起き、朝ごはんを習慣化していきましょう。ずっと勉強のことが頭から離れない人もいるかも知れません。「一日中」「ずっと」を「四六時中(しろくじちゅう)」と言います。「四六」は掛け算の「4×6=24」であることから24時間=一日、一日中ということです。四六時中考えていることは脳にとってはマイナスです。オンとオフをしっかり意識して取り組んでいくことが大切。休息と集中です。
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2025/01/17
震災を教訓に
打出中学校では学期毎に火災や天災、不審者侵入等を想定し避難訓練を実施しています。昨年の元日には石川県能登地方を震源とする大地震によって甚大な被害が発生しています。これまでにも火山国である日本では大きな地震が発生し、多くの尊い人の命や大切なものが奪われています。平成23年3月11日、皆さんが赤ちゃんだった頃に東日本大震災が発生しました。激しい揺れが起き、大津波が東日本の沿岸部を襲い、東京電力福島第一原発事故を引き起こした日本観測史上最大規模の地震でした。また平成7年1月17日、阪神・淡路大震災が発生しました。ちょうど今日がその日に当たります。地震による大規模な住宅の倒壊に加え、火災も広い範囲で発生しました。高速道路が長い区間に渡って倒壊し、電気・水道・ガス・電話などのライフラインが寸断されました。この震災により各地で防災対策の見直しを行うきっかけとなりました。「災害は忘れたころにやってくる」という言葉があります。過去の災害の記憶を忘れず、一人ひとりの防災意識を高め、非常時に落ち着いた行動をとれるよう常に心掛けていく必要があります。今日をあらためて防災について考えるきっかけとしていきたいものです。
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2025/01/11
適正価格と適性価格
「適正価格」とは、原価、製造コストなど客観的な基準に基づいて算出される妥当な価格のことです。一方、「適性価格」とは、商品に対して買い手が支払ってもよいと感じる価格のことで商品のブランド価値、希少性、個人の嗜好などを考慮して判断される主観的な価格です。最近テレビでラーメンの話題が出ていました。イギリスではラーメン一杯が2,000円、アメリカでは3,000円を超えるという内容でした。日本では一般的には800円〜1,200円くらいで食べることができます。随分昔ですが、私は勤め始めた頃は400円〜500円で食べられた記憶があります。ラーメンも仕込みに使う材料や消費量にも違いがあるため一概に価格の比較はできないかも知れません。世界展開のハンバーガーメーカーの主流商品の価格はスイスで1,200円超え、アメリカ、イギリスは800〜900円。日本は500円まででした。経済状況が異なるので単純な比較はできないですが、平均給与(2024調べ)を見てみると1位はスイス、2位はルクセンブルク、3位はアメリカ、日本は29位でした。スイスは日本の3.27倍、アメリカは日本の2.61倍の支給額です。何にしろ最近の物価の上昇には驚かされます。楽しみのラーメンも食べる機会が随分少なくなりました。
3学期が始まって1週間が経ちました。この3連休、寒い日も続きますが、おいしいものを食べてリフレッシュしてください。
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2025/01/02
随分様変わりしたお正月
今年の元日は天候にも恵まれ、いつも以上に晴れ晴れとした気持ちになった人も多かったでしょう。日中、車を走らせていると、「本日休業」の看板を出しているお店が多いことにふと気づきました。数年前まではスーパーマーケットなど量販店でも元日から営業しているところも多くあったように記憶しています。働き方の見直しも進む中で便利さを求める価値が少しずつ様変わりしつつあると感じました。お正月と言えば「おせち」が頭に浮かびます。元は季節の節目を祝って食べる料理でしたが、現代ではお正月だけおせち料理を食べる文化が残っています。おせちの食材には日持ちのする縁起の良い意味が込められた食材が並んでおり、親戚が集まることが多かった三が日におせち料理を振る舞うことで、料理や洗い物などの手間を減らす負担軽減の意味もあったようです。また、火の神様として知られている荒神様(かまどを守る神様)に正月に休んでいたき、火を使わないことで火事が起こらないようにするという謂れもありました。
世知辛い世の中、お正月くらいゆっくり過ごすことも大切なのかも知れません。
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2024/12/21
冬至
一年の太陽の動きを24等分にして決められている二十四節気の中で今日は「冬至」。一年の中で昼が一番短く、夜が一番長くなる日のことです。「小寒」から始まり「冬至」が二十四節気の最後です。「冬至(とうじ)、冬中(ふゆなか)、冬はじめ」という言葉があるように冬至を境に、太陽が出ている時間が少しずつ長くなっていくため、悪い運が終わり、幸運に向かう始まりの日と考えられていました。また、昼の時間が短いことから、運気が下がり、身体も弱るとも考えられ、それを乗り切るために、無病息災を願う風習(ゆず湯、かぼちゃ)が生まれたと言われています。幸運を呼び込むためににんじん、れんこんなど「ん=運」の重なる食材を食べるようになったそうです。かぼちゃの別名は「なんきん」。納得です。特にかぼちゃはこの時期に摂取しにくい栄養素がたっぷり入っているため、かぼちゃを食べる習慣が広まりました。二十四節気の基点である冬至は、暦の上では、春に向けてスタートの時期とも言えます。是非ゆず湯に入って、かぼちゃを食べて、冬本番の寒さを乗り切りましょう。
23日は2学期最後、終業式です。
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2024/12/15
クリスマスブーツ
街の中にクリスマスソングが流れ、色とりどりのイルミネーションが飾られ、あちこちでクリスマスシーズン到来を感じる季節になりました。お店に並ぶお菓子が詰まった「クリスマスブーツ」を見てクリスマスを感じる人も多いでしょう。この「クリスマスブーツ」。実は滋賀県の草津市が発祥の地です。クリスマスシーズンになると草津駅近くに出現する大きなブーツを見たことある人も多いでしょう。「クリスマスブーツ」が誕生したのは今から何十年も前に草津市にあるお菓子会社が初めて世に送り出したものです。クリスマスは西洋から日本に伝わった風習ですが、ブーツ型の入れ物にお菓子を詰めて贈る「クリスマスブーツ」は日本だけに広まった文化だそうです。
クリスマスブーツはお菓子の会社がクリマスツリーの飾りにヒントを得て、『大きくしてお菓子を入れたらどうだろう?』と着想したことが始まりだそうです。クリスマスツリーにブーツや靴下を飾るのは理由があります。昔、大変貧しい家があることを聞いた司祭が夜中に煙突からその家に金貨を投げ込んだところ、その金貨は洗濯して干してあった靴下の中に入ったという話がサンタクロース、靴下とプレゼントの関係の起源となっているそうです。
この日本で生まれたクリスマスブーツ、日本人が「包装にこだわる」という文化があることに関係しているので広まったとも言われています。贈り物に「熨斗(のし)」などをつける文化が根底にあるのでしょう。何気ない一つひとつに歴史があることを感じます。
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2024/12/02
「人権週間」
1948年12月10日の国連総会で「世界人権宣言」が採択され、これを記念して12月10日を「人権デー」としています。日本では、毎年12月4日から12月10日までの1週間を「人権週間」とし啓発活動が行われています。すべての人が社会の中で、自由に考え、自由に行動し、幸福に暮らせる権利が「人権」です。しかし、今の世の中すべての人権が守られているわけではありません。一人一人がかけがえのない人間としてその存在が大切にされなければなりません。
一方で一人ひとりの顔が違うようにみんな違った個性や特性をもっています。しかし、一般的にみんな同じであることを平等ととらえる傾向があり、みんなと同じでない行動を「異質」として見てしまうことがあります。一人ひとりの多様性を尊重することができる社会をつくっていく必要があります。
「人の嫌がることをしない」「相手の嫌な言葉を言わない」がその第一歩です。皆さんが一人ひとり輝くそんな学校をつくっていきましょう。
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