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2022年01月07日 記事
3学期開始

2022年01月07日(金)

 今日から3学期が始まりました。3学期は1年で最も短い学期で、3年生は45日、1,2年生は51日の登校日となっています。
 今日は、始業式を放送で行いました。最初に私から挨拶をしましたので、全文を掲載しておきます。
「みなさん、あけましておめでとうございます。いつもの学期はじめと違って、年の変わり目を迎えて、とてもすがすがしい気持ちで今日を迎えている人も多いのではないでしょうか。
 さて、14日間の冬休みはいかがでしたか?クリスマス、お正月など楽しい機会がたくさんあったので、あっという間に時が過ぎたのではないでしょうか?自分が思い描いた休みになりましたか?
 2学期の終業式で、年の変わり目を迎えるので、自分なりの目標や決意を持ってくださいというお話をしたと思います。ひょっとしたら、その思いを書初めで表した人もいたかもしれませんね。いずれにしても、思っているだけでなく、形にして残しておくことも大事だと思います。それを自分の勉強机の前に毎日見えるようにしておくのもおすすめです。
 私は、昨年は「謙虚に生きる」という思いで1年間過ごしてきました。今年は、「一日一生」という言葉にしました。この言葉は、先日読んだ「一日一生」という本からお借りしたもので、作者は比叡山の僧侶として「千日回峰行」を2回満行された大阿闍梨の酒井雄哉氏です。地元に縁のある方で、「千日回峰行」も知っている人はいるかもしれませんが、約7年間に約4万キロ山中を祈りながら歩くなどの荒行を終え、生き仏になられた方です。酒井氏がその本の中で、毎日30キロ以上山中を歩くと履いている草鞋がボロボロになる。また、次の日は新しい草鞋で家を出る。それを繰り返しているうちに、そのわらじが自分の人生と重なって見えてきた。一日一日いろいろなことがあるが、日々の自分をしっかり見つめ、反省しながら、また明日の活力にする意味で「一日一生」という考えに到達されたようです。私は、酒井氏のように荒行に挑戦することはできませんが、かけがえのない一日一日を大切にして、日々反省しながら前を向いて進んでいきたいと考え、書で「一日一生」と書きました。そんな充実した日々になることを願っています。
 さて、3学期は1年間のしめくくりの学期となります。3年生は自分の進路実現のため、学年全体が気持ちを一つにして挑戦してもらいたいです。希望した進路をつかみ取ってくれることを心から祈っています。1,2年生は、次の学年につながる大切な学期となります。積み残しがないようにしっかり復習しながら、次の学年への礎を気付いてください。
 また、1月は「いく」、2月は「にげる」、3月は「さる」と言われるように時の流れが早くなるといわれています。また、勢いが増してきたコロナへの対策を万全に図りながら、自分の成長が実感できる学期にしてください。
 最後に、昨日新学期準備をしておりましたら、バドミントン部の生徒が昇降口や下駄箱、体育館前を掃除してくれていました。みんなが気持ちよく3学期が送れるように素晴らしい心配りだと思います。本当にありがとうございました。」
 その後、学活を行った後は、3年生は実力テストとなります。11日と2日間に分けて実施となりますが、冬休みに頑張った成果が発揮できるといいですね。

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