
新聞の投書欄より
2021年09月07日(火)
9月4日付けの朝刊に寄稿されている本校保護者からの投書を拝見しました。この夏休み、県大会を勝ち抜き、近畿大会、全国大会に駒を進めてくれた野球部の保護者の気持ちのこもった寄稿でした。私も野球部の試合には全国大会まで何試合か応援に行き、その保護者さんと何度となくお話をさせていただいていました。まさに全国大会では1点を争う好ゲームで、点が入ったときには互いに喜びを分かち合いました。勝ちあがることも素晴らしかったですが、コロナ不安が広がる中、よく大会を開催していただいたと感謝しておりました。
投書にあるとおり、「救える命」とてんびんにかけて、夢や目標に向かう感動や経験の機会そのものを奪われる子どももたくさんいることに、これでいいのかと気持ちは私も同感です。2学期が始まり、学校再開とともにコロナの広がりが懸念されますが、かけがえのない中学時代を無駄にしないためにも、知恵と工夫を凝らして教育活動を推進してきたいと思います。感染症対策を万全にして、機会を奪うことだけは避けたいと思います。