校長室より

2023/01/10
「記憶の干渉」を逆利用する
 似たような事柄を覚えようとすると、混乱して記憶が妨害されることがあります。こうした現象を「記憶の干渉」と言うそうです。
小学生時代に九九(掛け算)を覚える時に、七九→六十三はすぐに頭に入ったのに、その逆の九七→六十三は覚えるのに苦労した経験はないですか。九九を習うとき、数が少ないほうから順番にすることが多いですね。だから、七九→六十三を習ったあとで九七→六十三を覚えることになります。ここで似たような数を覚えることにより記憶の干渉が生じるのです。
 日常の勉強でも、多くの知識を一度に覚えようとすると、記憶が曖昧になり、記憶の混同が起こったり、勘違いすることがよくあります。不用意な詰め込みが、記憶の働きを悪くさせているのです。例えば、テストで英単語が100題出るとします。自信がある人は別として、100個覚えるのが難しいと思ったら頑張って無理に全部覚えようとしないこと。記憶の干渉を起こしてしまいます。それよりは、状況に応じて、50個または70個を確実に覚えたほうが満点は取れなくても、よい結果につながることが多いです。
 記憶力には、個人差があります。無理に詰め込んで、その結果混乱してしまうよりも最初から半分だけを確実に覚えて50点をとるほうが、記憶の性質にかなった合理的なやり方かもしれません。参考に!

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2022/12/19
「葦編三絶」
 「いへんさんぜつ」と読みます。意味は、「何度も繰り返し、熱心に本を読むことのたとえ、また、学問に熱心なことのたとえ」です。
 「葦編」とは、昔、字を書いた木札(木簡)や竹の札(竹簡)を皮の紐で綴った中国の書物のことで、それを繰り返し読むことで、皮の紐が「三絶」、つまり「三度も切れる」ことを表しています。
参考書を何度も繰り返し使ってボロボロになったり、テキストを繰り返し解くなかで中身が外れてテープで補強したりすることがあると思いますが、まさにその状態のことを指します。
繰り返すことの大切さを教えてくれる言葉です。

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2022/12/08
「子育て」
 一生涯に人が産む子どもの数ってそう多くないので子育ての経験も必然と少なくなります。だから子育てって難しいものです。参考になる話を聞いたので一部掲載します。

けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる。
とげとげした家庭で育つと、子どもは、乱暴になる。
不安な気持ちで育てると、子どもも不安になる。
子どもを馬鹿にすると、引っ込み思案な子になる。
叱りつけてばかりいると、子どもは『自分は悪い子なんだ』と思ってしまう。

励ましてあげれば、子どもは、自信を持つようになる。
誉めてあげれば、子どもは、明るい子に育つ。
愛してあげれば、子どもは、人を愛することを学ぶ。
認めてあげれば、子どもは、自分が好きになる。
見つめてあげれば、子どもは、頑張り屋になる。
分かち合うことを教えれば、子どもは、思いやりを学ぶ。
親が正直であれば、子どもは、正直であることの大切さを知る。
子どもに公平であれば、子どもは、正義感のある子に育つ。

 私は自分への戒めとしていつも心に残しておきたいと思っています。

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