校長室より
2023/03/22
地域の方からうれしい声を聞きました
20日(月)に地域の方からうれしい電話を頂きました。地域にお住まいの方が、車椅子で道路を通行中、うまく走行できずに困っていたところ、偶然通りがかった打出中学校の女子生徒が「何かお手伝いできることはありませんか」と声をかけ、力を貸してくれたとのことです。大変感激され、直接お電話を頂きました。名前も名乗らずということで心優しい生徒は誰かわかりませんが、大変うれしく思いました。
このような話は前も紹介しましたが、今年度いくつも届いています。校長としてたいへん誇りに思います。
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2023/03/16
「君たちはダイヤモンドの原石だ」
宝石としてのダイヤモンドの価値や品質の基準になるのが「4C」です。カラー(色)、クラリティ(透明度)、カット(光の反射)、カラット(重さ)。道にあるただの石をいくら磨いてもダイヤモンドにはなりません。ダイヤモンドの原石は磨くことによって光を放ってきます。しかも、磨き方やカットの仕方で輝き方が違ってきます。このことから、よく人の可能性を比喩する言葉として「君たちはダイヤモンドの原石だ」が使われます。人はそれぞれ磨けば光る、さまざまな素晴らしい素質をもったダイヤモンドの原石であるということです。
ダイヤモンドは宝石の中でも輝きや透明感、更に石の硬さも他を凌ぎます。宝石はその石よりも硬い石に磨かれる事によって、それぞれの輝きを放ちます。つまり、最も硬いダイヤモンドは、ダイヤモンドによってしか磨くことができないということです。
「君たちはダイヤモンドの原石だ」。この言葉は、切磋琢磨し、互いに鍛えたり、学んだりすることで、いくらでも今以上に光り輝く可能性があることを表しています。
自分磨きに努めたいものです。
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2023/03/14
3年生の皆さんへ「ありがとう}
本日、第76回 打出中学校 卒業証書授与式 が行われました。とても心温まる感動的な卒業式を終え、胸に込み上げるものを感じます。「ありがとう。」言葉では五文字ですが、五文字以上、何十文字、何百文字もの「ありがとう」を伝えたい気持ちでいっぱいです。君たちと共に過ごせた「縁」に感謝するとともに、校長として君たちと共に過ごせたことを「誇り」を感じます。巣立ちゆく君たちの前途が洋々たることを心より祈っています。
保護者の皆様には、これまでの3年間、本校の教育活動にご理解とご協力、多くのご支援をいただきました。心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
一人ひとり、それぞれの違う道に巣立つ皆さん。それぞれが歩んだ足あとに、きれいな花が咲くことを祈念申し上げます。そして、もう一度伝えます。「ありがとう」
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2023/03/09
「初めて自分で自分を褒めたいと思います。」
3月12日には、びわ湖マラソンが開催されます。マラソンで思い出すのが元マラソン選手の有森裕子さんの有名な言葉。「初めて自分で自分を褒めたいと思います。」
1992年バルセロナ五輪で銀メダル、1996年アトランタ五輪で銅メダルと2大会連続でメダルを獲得しました。1996年の銅メダルを取った時のインタビューでの言葉がこの言葉です。前回の銀メダルには及ばなかったけれど、「初めて自分で自分を褒めたいと思います。」と結んだ彼女の姿は日本中の感動を呼びました。何故ここまでに日本国中が感動したのか。「自分で自分を褒める」という自己肯定に新しい価値観を感じたのかもしれません。
日本人は良くも悪くもその謙虚な姿勢から、欧米諸国に比べ自己肯定感が低いと言われます。自分で自分を褒めるとき、重要なのは途中のプロセスです。有森さんもメダルを取れた結果に「自分を褒めたい」と言ったのではありません。自分の理想とする走りができたからです。自分よりもっと速い選手がいることはどうにもできないけれども、今の自分のベストを尽くすことは自分一人でできる、それができたかどうかということだと思います。
自分を褒められる自分でありたいものです。
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2023/03/06
入試7か条
今週は県立高校一般入試です。校長から伝える入試7か条です。@前日には周到に準備をして受験票等の忘れ物をしないように細心の注意を払い、そしてぐっすりと睡眠をとってください。
A朝ごはんはしっかりと食べましょう。
B試験当日に会場についたら大きく深呼吸をしましょう。
C試験開始後、まず受験番号を書きます。これを忘れずできれば、スタート上々です。
D問題は1番から解いてはいけません。問題をひと通り見て、できる問題からトライです。問題でつまずいたら、自分の勘を信じて書きます。白紙は絶対ダメです。ここまで来たらもう中間点は超えています。
E時間配分には注意しましょう。
Fラストスパートは、諦めないこと。最後まで自分の可能性を信じて、頑張りぬくことです。そして、再度の受験番号の記入確認。
頑張ってきてください。健闘祈っています。
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2023/03/01
梅の花
梅はまだ寒い冬の終わりを迎える頃に咲き始めます。春の訪れをつげる花です。梅の花の花言葉は、「上品」「高潔」「忍耐」「忠実」です。「上品」「高潔」「忍耐」はまだ寒さが厳しい時期に凛と咲きほこる梅の姿から花言葉がついたとされています。「忠実」の花言葉は、学問の神様とされる菅原道真公に由来しています。九州の太宰府に左遷された際、道真公の元へ大切に育ててきた梅の木が飛んできたという伝説が残されており、これにちなんで、「忠実」という花言葉がつけられました。ちなみに道真公が詠んだ有名な和歌を紹介しておきます。「東風(こち)吹かば にほひをこせよ梅の花 主なしとて春を忘るな」
この「梅」は大変縁起のいいものとされています。いくつか紹介します。
@松竹梅の「梅」……松・竹・梅は「歳寒三友」と称され、寒い冬でも葉が枯れないため、その強さからお正月の「縁起物」として尊ばれています。
A塩梅(あんばい)……昔は梅を酸味と塩味で料理の味を引き立てる調味料として使用していました。そのことから今はとても具合のよいことを「いい塩梅」と言います。
B梅はその日の難のがれ……朝、出掛ける前に梅干を食べると、その日は災難をまぬがれるといういわれがあります。昔の旅人は殺菌効果がある梅干しを「薬」として携帯していました。今でも旅館などで、朝食に梅干が出されるのは、ここからきています。
さあ、3月です。1年間の締めくくりの月です。いい塩梅で次年度を迎えられますように!
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2023/02/27
「スーパーマン」と「アンパンマン」
アメリカでアニメや映画でのスーパーヒーローの代表格と言えば、「スーパーマン」。原作者はジェリー・シーゲルとジョー・シュースターの2人です。日本のアニメでヒーローと言えばいろいろ名前が挙がってくるかもしれませんが、「アンパンマン」もそのひとつ。作者はやなせたかしさんです。やなせさんの話です。『アメリカにはスーパーマンというヒーローがいますが、スーパーマンは飢えた人を助けに行くことはしない。することは悪人をやっつけること。どんなに格闘しても、着ているものが破れたり、汚れたりすることがない。だから、本当の正義を行う新しいヒーローを描きたいという気持ちになった。』
悪人を倒すことより、弱い人を助けることを正義と感じていたようです。だから、アンパンマンは、自分の顔をちぎって困っている人に食べさせ、助けます。顔をちぎって人にあげるから、アンパンマン自身も傷つくけれど、それによって人を助けることができるのです。
またこんなことも言っています。『バイキンは食品の敵ではあるけれど、アンパンをつくるパンだって菌がないと作れない。菌によって助けられていることもある。善と悪とはいつだって、戦いながら共生しているということです』。人の体内外には40〜100兆個も常在菌が生きていると言われています。その常在菌を絶滅させるとどうなるか。たぶん生きていけなくなります。健康な人はバランスをとり共存を保っているのでしょう。人間関係も一緒かもしれません。
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2023/02/20
そっ啄(そったく)
卵の中のひな鳥が殻を破って生まれ出ようとする時、卵の殻を内側からひな鳥がつつくことを「そつ」といい、それに合わせて親鳥が外から殻をつつくことを「啄」といいます。 ひな鳥と親鳥が、内側と外側からつつくタイミングが一致することで、殻が破れて中からひな鳥が生まれてきます。もっと説明するならば、「そつ」はひな鳥が卵の殻を破って出ようとして鳴く声、「啄」は親鳥が殻をつつき割る音です。このように、両者の動作が一致することにより目的が達せられる「両者が相応じる得難い好機」のことを「そつ啄の機」とか「そつ啄同時」といいます。両者のタイミングがうまく一致していることがとても大切で、親鳥のサポートが早すぎても、遅すぎても、ひな鳥は死んでしまいます。つまり、「人を育てる際には、タイミングが大事」ということを意味しています。
自分の子育てを振り返ってみても、いつもほんの少しだけ卵の殻を外側からつつくタイミングが早かった、“待つ”ということが足りなかったと反省しきりです。親が先走って必要以上に与えすぎると、子どもの「やってみたい」という気持ちを奪ってしまう結果になることが多いです。
「教える」が「育つ」を追い越さないようにすることが大切ではないでしょうか。
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2023/02/13
60点は60点
世の中のほとんどのことは正解(成功)か失敗かとか、100か0(ゼロ)かとか、どちらかに決めることはできないことの方が多いです。実際の結果は0(ゼロ)と100との間にあるものです。それにも関わらず、私たちは物事を見るときに「0(ゼロ)か100か」という、ふたつにひとつの見方をしてしまうことがしばしばあります。ほんの小さな失敗でも完全な失敗と考えてしまうから0(ゼロ)と判断してしまいがちです。つまり60点でも0点だと思ってしまう傾向があるのです。60点は0点ではありません。60点は60点であって、失敗と思っていても6割は成功しているのですからこの60点の場所から、もう一度上を目指して再チャレンジすればいいのではないでしょうか。
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