:: ようこそ！瀬田北中学校日記へ ::

今日で１０月が終わります。明日から１１月に入ります。２学期も折り返し地点を経過しました。ここらで自分の生活を振り返ってみましょう。それぞれが２学期の最初に目標を立てたと思います。２学期の後半をしっかり送るために、もう一度学習と生活について身近な目標を設定してください。学習面では授業を頑張っている人はほとんどですが、家庭の学習はどうでしょう？宿題は確実に、テスト前に焦らなくてもよいように少しずつやっていきましょう。家庭学習の習慣付けは大切です。生活においても、これから寒くなってきます。遅刻のないように時間をしっかり守って行動しましょう。
　さて、３年生はプレ懇も終わり、進路決定を十分に意識して過ごすことになります。自分の進路についてまず自分でよく考えて、保護者としっかり相談した上、担任の先生から多くの助言をもらってください。そして扉は自分で叩いてください。１２月の懇談会では３学期以降の受験について確認をすることになりますので、自分の志望先を決定しましょう。あとは、入学試験に向けて、着実に実力を蓄えることです。放課後の学習会や家庭の時間をうまく使って、力をつけていきましょう。
　２年生は、３年生からバトンを引き継いで、学校の主役になっていきます。新しい生徒会や部活動においても、２年生が主軸になります。常に目標を高く持ち、一丸となって取り組んでください。それと、１１月１０日から実施の職場体験学習は、多くの職場のみなさんの協力のもとに、成り立っていることに感謝し、かけがえのない体験にしてきてください。
　１年生は、制服が板につき、小学校の頃とは見違えるほどに成長してきたと思います。中学校での行事を通して、クラスの絆が深まり、落ち着いた生活が送れるようになってきたと思います。大人への階段を確実に上っていると感じます。１１月の校外学習でまた一段と成長した姿を見せてください。朝夕の寒さに負けずに、１１月も頑張りましょう。
（本日は2年生職場体験事前打合せの基準日でした。ほとんどの生徒が雨の中元気に出かけていきました。何名か見送らせてもらいました）

２学期の教育相談は、例年どこの学校も１１月に教育相談を持つところが多いですが、瀬田北中は、生徒の不安な気持ちに寄り添うことを考えて、３年のプレ懇の４５分日課に乗して教育相談を行うことにしています。帰りの会のあと、一人５～１０分程度担任の先生と話をしています。学期に一度の教育相談は、中学生にとって大きな意味があると考えています。思春期であるがゆえ、自分の思いを伝えることができず、内にため込む生徒も少なくなく、全員が必ず行うこのような機会は貴重です。うまく話せなくても、じっくり聞いてもらうよう担任の先生にはお願いしています。話すことで少しは気持ちが楽になってくくればと思います。

今週に入り、午後からは２年生が職場体験学習の事前訪問に適宜出かけています。本番は１１月１０日から１１月１４日の５日間ですが、事業所までの経路の確認や担当者との打ち合わせを目的に各自が出かけています。初めて行く場所なので、緊張感を持って出かけていると思います。自分の目で５日間の仕事内容を確認し、当日までに心の準備をしてもらいたいです。まずは、事業所との打ち合わせがうまくできることが第１関門です。
　令和５年にこのチャレンジウィークが各学校で復活し、本校のように生徒数が多い学校は毎年事業所の確保に苦慮しています。何とか９０数か所にお願いすることができ、２名から多いことろでは１５名がお世話になります。学校では経験できない、実際に働く体験こそ、生きる力の育成につながると感じます。将来の職業決定には直結する人は少ないと思いますが、「働くこと」について考えるきっかけにしてもらいたいです。