 |  | 11月5日(火) 紅葉の始まり |  |
| 2019/11/05 |
朝晩が冷え込むようになり、校庭の木々もほんの少しですが紅葉が始まりました。写真は、校庭のサクラ、イチョウ、カキの様子です。サクラやカエデなどの葉は赤く染まるのに、イチョウやポプラなどの葉は黄色に染まるのは、色づく仕組みが違うからです。
赤い葉は、気温が下がると葉の根元と枝の間にコルクのような組織が形成されます。すると、光合成で作られた糖が枝などに届かず、日に当たってアントシアニンという赤い色素が作られるのです。サクラやカエデの葉が日当たりの良いところから赤くなっていくのもそのせいです。
黄色い葉は、気温が下がって緑色の色素のクロロフィルが先に分解され、分解が遅い黄色の色素のカロチノイドが目立つようになるからです。イチョウの葉が端の方から黄色くなっていくのがわかるでしょうか。 |
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