
1学期末保護者懇談会
2025年07月10日(木)
今日から5日間、1学期末の保護者懇談会が始まりました。担任と生徒と保護者で懇談を持つ形式を原則にしています。それぞれの学年で最初の通知票を懇談を通じてお渡ししています。評価は22年前(平成15年度)にそれまでの相対評価(全体の中で自分がどれぐらいの位置にいるか)から絶対評価(到達度評価)に移行し、各教科評価基準や評価規準を示した中で行われています。教育にとって評価はつきものです。評価とは本来評価することによって可能性を引き出し、子どもをより強く、豊かに育てていくことが目的と考えています。通知票は子どもの一定期間における頑張りの度合いと努力のあとを見て、学習した事柄の理解ぶり、定着ぶりを本人や保護者に知らせて、次学期の頑張りを励ますものと捉えています。表された数字(5とか4)だけで固定化して考えると、子どもの能力を押さえつけることになってしまうし、子どもの無限の可能性は大切にするなら、評定だけではなく、観点別項目のAやCも見ていきたいものです。成績が良くても悪くても、その子が経てきた過程に目を向けて、じっくりと一緒に考える姿勢で話しをしていきたいですね。特に普段の子どもの生活ぶりについて考える良い機会だと思います。