仰木ブロック合同学校保健委員会 | - 2019/08/22
- 令和元年8月22日(木)に、仰木ブロック合同学校保健委員会が開催されました。仰木の里小学校、仰木小学校、仰木の里東小学校、仰木中学校の、校医の先生、学校の先生方、PTA役員の方々が出席されました。
仰木の里東小学校からは、校長先生をはじめ先生方、PTA 役員からは、7名が、出席しました。1時間半ほどでしたが、インターネットやSNS の怖さなど、改めて認識したり、初めて知る言葉など、大変有意義な時間を過ごせました。講演内容について、ご報告致しますので、参考にして頂きましたら、幸いです。
「講演内容」 「危険なネット社会と健康問題」 滋賀県警察本部サイバー対策室 橋 佑貴 巡査部長
◆インターネットについて ○インターネットは、多数のプロバイダが、存在してなりたっている。インターネット全部を管理している会社などは、存在しない。なので、インターネット上でトラブルがあっても、中々、解決することは、困難である。
○ネット上にのせた情報は、すぐに大多数の人に広がり、完全に消去することは、不可能。
○警察にネットの情報削除などの相談が多いが、少しくらいの中傷では、(アホ、バカ、死ねなど)プロバイダも、なかなか動かないケースがほとんど。なので、ネットに情報を載せる時は、リスクを考えて慎重に行うこと。
○「デジタルタトゥー」 一旦、ネットに情報が載ると、消すことができない例えの言葉があるほど、ネットに情報を載せる時は、注意しなければ、いけない。
◆「アカウントについて」 ○アカウントの攻撃 ○ブルートフオースター攻撃 pc で総当たりでIDとパスワードを解析。数字だけ4桁の場合、約1万回を4秒で解析可能 ○「辞書攻撃」 辞書にある単語を延々に試し、パスワードを、解析 ○「パスワードリスト攻撃」 他のweb サイトから、ID,パスワードを盗む方法
その他にも、ソーシャルエンジニアリング、フィッシングなどの攻撃もある。
◆「SNS」でのトラブル事例 ○1年、2年目の先生で、大学時代のSNS が生徒たちが見つけ、学校に、広まる ○SNS で知り合った10代同士。友人だと思い、色々な情報を交換(写真も含む)した後、友人だと思っていた人が、大人の男性で、「秘密をばらす」と言われ、裸の写真を送れなどと言われ強迫を受け、性的被害を受ける ○SNS からの投稿から個人が特定されストーカー被害を受ける
◆総括 ○スマホを持ち使い方をあやまると、加害者、被害者どちらの立場にもなる。 ○スマホを持つ子供には、ルールを。保護者は、知識を持つこと。
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