 |  | 12月22日(火) 木星と土星の最接近 |  |
| 2020/12/22 |
昨日12月21日は冬至、一年間で昼間の時間が一番短く夜が長くなる日でした。また、昨日は木星と土星の最接近を観察することができました。この時期、日の入りの頃から、南西の空の低いところで木星と土星が並んで輝いて見えます。12月中は両惑星の間隔は約2度未満、1円玉を持った腕を伸ばすと木星と土星が両方とも隠れてしまいます。17日〜25日頃までは間隔がさらに短く約0.5度未満、5円玉なら穴の中に2つの惑星が入ってしまうほど接近します。
昨日は間隔が約0.1度、ここまで接近して見えるのは約400年ぶりとも言われています。肉眼ではほとんど1つの星のように見えました(写真左。校舎の上空)。拡大してみると明るい木星の右に土星があるのがわかります(同中)。5円玉より1mm穴の小さい50円玉でも、このように穴の中に2つの星が入ってしまうほどでした。今後、木星と土星は少しずつ離れていくように見えますが、まだまだ接近した様子が見られます。天気が良ければ、日が暮れて星が見え始める頃から二つの星が沈むまで、空を眺めてみませんか。 |
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