
精力善用・自他共栄
2026年02月17日(火)
今1年生の体育の授業では武道場で柔道の授業が行われています。1年生にとっては小学校ではなかったので初めての柔道の授業になります。柔道着の着方から帯の結び方、立ち方、座り方、礼法まで日本の伝統文化を頭に入れてから受け身の練習になります。この受け身ができないと投げ技や固め技に入ることはできません。受け身を取るということは言わば投げられる練習、投げられることは柔道なら言わば負ける練習です。柔道は他の種目とは違って負ける練習から入っていく特殊なスポーツです。その目的は「精力善用」「自他共栄」です。意味は調べて下さい。以前柔道の授業についてのアンケートをしたときに柔道を嫌がる人が多かったです。その一番の理由は「痛い」がトップですが、次に多いのが「寒い」でした。確かに柔道の季語は「冬」なのでどちらかと言えば3学期に行うイメージが強いのですが、今は怪我防止や寒さ対策の観点から武道場に暖房を入れて行っています。道着の下も昔は男子は何も着ないで行っていましたが、今は体操服を着て、暖まるまで靴下さえもはいて行っています。この徹底した防寒が少しずつ冬の柔道嫌いをなくしています。柔道の授業は「なぜ正座をするのか」「座るときは左座右起なのか」「なぜ畳は畳というのか」「礼はなぜ頭を下げるのか」など普段当たり前にしている日本の伝統文化の由来を学ぶことができます。もちろん受け身は体を守ってくれるし、相手を敬う心も身につきます。そういうところも勉強してください。野球の試合で選手が整列時に必ず帽子を取って挨拶します。なぜ帽子を取るのでしょうか?柔道の授業にヒントがあります。