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2026年03月06日 記事
第43回卒業証書授与式

2026年03月06日(金)

春の陽気を感じる暖かい日となりました。3年生の卒業をお祝いするように好天に恵まれ、第43回卒業所書授与式が行われました。本年度も在校生は自宅学習としました。来賓の方々は19名お越しいただきました。本当にありがとうございます。
 卒業式は、終始厳粛なムードで執り行われました。校長先生から卒業証書を卒業生一人ひとりに手渡たされました。その後の式辞の概要を紹介します。
「昨年、滋賀県出身の坂口志文先生がノーベル生理学・医学賞を受賞されました。坂口先生の言葉をお借りし、三つのことを伝えたいと思います。」
一つ目は、「自分で考える」ことの大切さです。坂口先生はこう仰っています。私は、高校卒業後、1年間自宅で浪人生活を過ごしました。午前は自宅で、午後は図書館で勉強する日々で、自分自身で時間をコントロールしなければならず、分からないことを解決するために自分で物を考えるようになりました。この1年間があったからこそ今の自分があります、と。これからは人工知能・AIの時代です。AIは質問に対してもすぐに答え、業務の効率化や生産性の向上に大きく寄与します。AI は日常に欠かせないパートナーになりつ
つありますが、常に自分で考えることを忘れず、最後は、自分で「これだ!」と決める人間らしさを大切にしてください。
二つ目は、「継続する」ことの大切さです。坂口先生の研究は、はじめは周囲から注目をあびず、20 年間という長い道のりを経ての受賞で
した。そのような状況でも、自分の研究を信じ、「一つ一つ」地道に続けられてきた結果、ノーベル賞受賞という快挙を得られました。継続することは、目標達成や自己実現、スキル向上に不可欠であり、「継続は力なり」の通り、小さな積み重ねが大きな成果や自信を生み出し、自己成長に繋がります。
三つ目は、「人に頼る」ことの大切さです。坂口先生は研究を続ける上で、常に二人三脚で研究してきた妻の存在が大きかった、と語っておられます。「人に頼る」ことは未熟であり、自立した人ではない、と考える人がいるかも知れません。しかし、人は人との関わりの中で「頼り、頼られ」、生きています。信頼し合える仲間と目標に向かって努力する経験は、人生を豊かにします。卒業証書を手にした皆さんは、自らの意思と責任において、「夢と志」を高くもちながら、地道な努力を惜しまず、一歩一歩歩んでいってください。」
 その後の在校生の送辞、卒業生の答辞ともとても素晴らしく感動しました。そして、卒業生の歌「群青」も本当に見事でした。歌声が素晴らしすぎて、終わってから拍手をするタイミングがつかめませんでした。3年生は、立派な姿で瀬田北中学校を巣立っていきました。自分らしく一歩一歩前進してほしい願っています。

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