
自分に合っているということ
2025年11月27日(木)
11月も終わりになり、3年生はいよいよ進路に向けて大詰めを向かえてきたと思います。この時期、スポーツ関係の推薦の話や今年から始まる独自型選抜に関わる自己推薦、校長推薦の話など進路担当の先生は毎日ばたばたです。来週は進路検討会で学年の先生が3年生全員の進路をそれぞれのパターンを元に検討していきます。私が進路担当をしていたときはこの時期、手帳には芸能人並の予定が詰まっていたのを思い出します。
さて、進路を決定するにあたって、就職するにしろ進学するにしろ、「自分に合っている」かどうかは大切な要素になると思います。大半の人が進学を希望していると思いますが、進学に関して「自分に合っている」というのはどういうことなのか述べてみます。参考にしてください。
①自分が希望する将来の進路に沿った教育課程(カリキュラム)が組まれているか。つまり学ばなければならない内容、学びたい内容が学習できるかどうか。
②授業内容が自分の求めている、あるいは自分の学力を伸ばすにあたって適度なレベルや環境であるかどうか。強制されないとやる気にならない人もいる。自分のペースで学習を進めたい人もいる。精一杯やってやっとついていけるという環境で伸びる人もいる。余裕を持って理解できる授業のあとの自らの学習で伸びる人もいる。あなたは?望むものは?
③同じ目標を持った人たちの集まる中で自己を磨いていきたいか、それともいろいろな方面で活躍するいろいろな人がいる中で人間の幅を広げていきたいか。
④学習以外の活動(部活動や生徒会活動、校外での活動など)を希望している場合、意欲を生かせる活動の場や環境が整っているかどうか。活動方針や活動内容が自分の求めているものと一致しているか。学習との両立は可能か。