今日は青空が広がり日差しに温もりを感じる春めく1日でした。1・2年生は学年末テスト明けで多くの教科でテスト返しがありました。3年生は3月5日の県立高校一般選抜に向けて入試対策問題に集中して取り組んでいました。今日の3時間目に真野学区青少年学区民会議のみなさんが(自分たちでよったり軍団と呼ばれています)来校され明日のじゃがいも植えに向けて生徒と一緒に畑を耕していただきました。生徒も一生懸命に畑を耕していました。子どもたちからいつも元気をもらっていると笑顔で作業をしていただきました。ありがとうございました。
校長室前に日めくりカレンダーをかけてあります。日めくりカレンダーには毎日「今日の言葉」が書かれています。今日は「初心忘るべからず」でした。この言葉が妙に自分の中に響きました。この語源を調べてみると、室町時代に能を大成させた世阿弥の書「花鏡」に出てくる言葉だそうです。
「物事に慣れてくると、慢心してしまいがちであるが、はじめたときの新鮮で謙虚な気持ちや志を忘れてはいけない」という意味です。
この言葉は新入生や新入社員など新たな気持ちでスタートする人へのあいさつ等で使われる言葉ですが、この言葉は誰にでも必要で大切な言葉だと思います。そして、困難や試練に直面したとき、上手くいかなかった時に自分を奮い立たせてくれる言葉ではないかと思います。
「教師になったときの志」「校長になったときの志」「新しい年を迎えたときの志」、私自身も新鮮な気持ちや志を大切にしたいと思います。そして、常に言葉遣いや行動が人を不快な気持ちにさせていないか、偉そうな発言になっていないか意識したいと思います。
謙虚とは、控え目でつつましい人柄や態度を表す言葉です。自身の肩書きや地位におごらず、他人を敬い、控えめな態度です。謙虚さ」がなくなると人としての成長はないと思っています。現状に満足することなく向上心と謙虚な気持ちを忘れず、1日1日マイベストを尽くして教師としても人としても成長していきたいと思います。
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