2学期も残すところ登校するのは4日になりました。明日から1年1組が3日間、学級閉鎖になりましたが、何とか2学期の最終日に全学年全クラスがそろい2学期の終業式を行うことができます。 今週は昨日から全学年、2学期末懇談会が行われています。2学期の通知表渡しと2学期の振り返り、3学期に向けての目標などの話が行われています。3年生は進路の方向性を話し合い、県内私立高校、県外私立高校、県立高校推薦・特色選抜の受験(検)校が決まっています。 2学期の通知表はどうでしたか。数字だけでなく観点別評価も確認してみてください。自分が努力できるところが見えてくると思います。それを3学期につなげてください。
今日から4日間、2学期を簡単に振り返っていこうと思います。今日は厳し残暑の中行われた真野フェスタ「文化の部」です。 今年の真野フェスタのテーマは「More More Jump」。「ハードルを跳ぶように、今までの真野フェスタを飛び越え、みんなが飛び跳ねるくらい楽しい真野フェスタにしよう!!」という意味が込められています。 生徒会によるオープニングからスタートしました。オープニングは「名探偵コナン」をもとにしたオリジナル劇でした。送られてきた予告状を紹介して事件を解決するために真野中生にも協力を求めました。ユーモラスをまじえた演技に体育館は笑顔と拍手に包まれました。 続いて文化部の発表がありました。まずは美術部の作品発表が行われました。美術部は真野フェスタのテーマ「More More Jump」をイメージした作品づくりを進めました。美術部の作品は真野北学区文化祭、真野学区文化祭にも展示されます。次に吹奏楽部の発表でした。1年生・2年生・3年生が初めて合奏を披露しました。大人数の大迫力の素晴らしい演奏でした。知っている曲が演奏されると自然と手拍子がおこりステージと観客席が一体となって盛り上がりました。 1年生は学年劇に取り組みました。作品はオリジナルの「行ってきます〜真野のタイムトラベルの旅〜」でした。真野にある古墳に迷い込んだ2人が縄文時代、古墳時代、戦国時代、太平洋戦争中に迷い込んでしまうストーリーでした。「真野のスポット」を取り上げながら、1年生らしいとても元気な学年劇でした。大道具や小道具、衣装もとても丁寧に作られていました。体育館に掲示されていた「真野の推しスポット」とともに地域のみなさんに大好評でした。 2年生は「ジャバラ折りアート」に取り組みました。まずはジャバラをつくり、クラスごとのテーマにもとづいた絵をグループに分かれて描き色塗りをしました。完成した絵をジャバラに合わせて等分に切り貼り合わせました。見る角度によって現れる絵が異なるようにしました。フロアーに2年生全員がグループ毎に別れて色を塗り、ジャバラに絵を貼る作業には一体感を感じることができました。 3年生は学年劇に取り組みました。誰もが知っている「アナと雪の女王」をわかりやすくコンパクトにまとめた内容でした。3年生は役者揃いで恥ずかしがらずに役になりきって演じました。笑いあり、悲しみあり、姉妹愛や仲間の絆あり、観客をひきつけていました。そして、劇を盛り上げたのは迫力のある背景画はもちろんですが、それぞれの役者が身につけていた衣装が細かいところまで丁寧に仕上げられていて、見栄えがとても良かったです。3年生のチームワークを学年劇で見せてもらいました。 体育館には学年ごとに学級旗が掲示され、全校生徒による審査が行われました。学級旗はクラスらしさがとても出ています。クラスカラー(1組は青色、2組は赤色、3組は黄色)とオリジナルのキャラクターがアピールポイントです。みんなで頭をつき合わせながら丁寧に色塗りをすすめていたのが印象的でした。学級旗コンクールの結果は真野フェスタ「体育の部」で発表されました。また、学級旗は真野フェスタ「体育の部」で応援に使用しました。青空にどのクラスの学級旗が映えていました。 そして、真野フェスタの「文化の部」のメインイベントである「合唱コンクール」がたくさんの保護者のみなさんも見守る中盛大に行われました。校歌で声出しをしましたが、その歌声がこれから始まる合唱に大きな期待を膨らませました。良い緊張感をもちながら、取り組んできた12日間の成果を自信をもって発表しました。声のボリューム、ハーモニー、歌詞のメッセージ性、バランス、歌う姿勢、どのクラスともにとても素晴らしかったです。心に響く、体育館に響く最高の歌声でした。聴く姿勢もとても良かったです。昨年から復活した合唱コンクール、確実にレベルアップしています。最優秀賞は1年2組「ハートのアンテナ」、2年3組「HEIWAの鐘」、3年1組「あなたへ」でした。おめでとう。 エンディングはオープニングの続きでした。予告状を解読したコナンたちはみんなで協力して事件を解決しました。オープニング・エンディングを通じて真野中生に楽しんでもらいたいという生徒会の気持ちが伝わってきました。生徒会のメンバーは夏休み前からフェスタに向けて動き出し、夏休みに2回のリーダー研修会の中でフェスタの企画をし昼休みや放課後を使い準備を進めてくれました。生徒会は、真野中学校を縁の下から支えてくれています。それを真野中生は分かっています。生徒会のみなさん「文化の部」の取り組み、真野中生の笑顔のために本当にありがとう。 毎日、真野中生の取り組みを見に回りましたが、誰もが一生懸命に合唱曲を歌い、学年の取り組み・学級旗づくりでは自分の役割をしっかり果たすことができていました。当たり前のことですがなかなかできない素晴らしいことです。それが当日の発表や鑑賞態度につながったと思います。真野中生のみなさん、最高の真野フェスタ「文化の部」をありがとう。長い期間の取り組み、お疲れさまでした。
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