今年1年の世相を表す「今年の漢字」が『金』と発表されました。パリ五輪・パラリンピックで多くの金メダルを獲得したことや、政治をめぐる「裏金」問題、金目当ての闇バイトなどが注目されたことなどから選出されたということです。
京都・清水寺では12日午後2時ごろ、清水寺の森清範貫主が、縦150センチ、横130センチの巨大な和紙に、広島県熊野産の大きな筆で揮毫(きごう)しました。
投票結果は次の通りです。第1位「金」1万2148票 第2位「災」9772票 第3位「翔」7487票 第4位「震」7427票 第5位「新」6445票 第6位「選」6071票 第7位「変」6027票 第8位「暑」5674票 第9位「楽」4562票 第10位「米」4335票
今年の漢字は、日本漢字能力検定協会が、漢字の素晴らしさや奥深い意義を伝えるための啓発活動の一環として1995年から始めたもので、毎年年末に一年の世相を表す漢字一字を全国から募集し、最も応募数の多い漢字を12月12日(いい字一字)の「漢字の日」にちなんで発表しています。
「金」が選ばれるのは2021年以来5回目で、揮毫した森貫主は「金になったのは30年のうち5回目。金になったのは、国民の皆さんの思いが集中したものだと思う。一番にはパリ五輪で活躍した各選手の思いが多く、政治や社会の中での金に集中したのではと語る一方、「日本の情勢、世界の世相を鑑みて、『和』という字が書けるような社会になってほしい」と願いを込めました。
みなさんの今年の漢字は何ですか。私は「穏」です。真野中学校の教頭から校長になり穏やかに1年間を過ごすことができました。真野中生の笑顔をみていると気持ちが穏やかになりました。令和7年も穏やかな気持ちでいることができるように自分ができるベストを尽くしたいと思います。
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