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■ 竹取物語2024.11.21

 今日は午後からびわ湖ホールで研修会がありました。まず、びわ湖ホールの大ホールでオペラ「竹取物語」のリハーサルを鑑賞しました。「竹取物語」は1年生の国語で学習するので内容を知っている人も多いと思います。

 今日のリハーサルは2つの中学校が鑑賞に来ていました。オペラを鑑賞するのは2回目です。20年前以上に一度見たことはありますが「難しい」と言う記憶だけが残っていました。今日の「竹取物語」は馴染みがあるストーリーでもありますが、子どもから大人まで楽しむことができるように、耳なじみのよい親しみやすいメロディ、心に染み入る音楽が随所に散りばめられた作品でした。オーケストラのスケールは壮大で優雅でした。歌も迫力があり見応え、聞き応えがありました。衣装、背景も手が込んでいました。本物は心が揺さぶられ本当に素晴らしいです。

 オペラの鑑賞の後、びわ湖ホールの元館長の講演を聴きました。「管理者としての危機管理の在り方」についてでした。
 「情報収集と決断のタイミングが」ピンチをチャンスに変えた新型コロナウイルス感染症へのびわ湖ホールの対策を具体的に説明されたました。
 その上で管理者として大切な日頃の習慣を10個挙げられました。共感できるところがたくさんありました。
 @仕事、職場が好きになる。ウロウロして人や建物を知る。
 Aすべての責任は管理者にある。大切な説明は管理者自ら行う。自分の言葉で話す。
 B情報収集はいつも頭を低くする。水の流れと同じ。部屋の扉は開けておく。
 C自由に意見が言える雰囲気を日頃からつくっておく。いつもニコニコ。注意するときはまず褒めてから。
 D自ら声をかける。自ら苦情を受ける。苦情は気づきの宝庫。
 E避難訓練は大切。
 F他の学校で起こったことは必ず起こる。その都度、点検と対策。そのために情報交換、情報提供。
 G何が大切なのか、大切なものは何か、趣味や意味を常に考える。
 H失敗の中にこそ、学ぶものがある。
 I自分にできることは何だろう。とにかくやってみる。考えててもダメ。動いてから修正すればよい。

 びわ湖ホールから眺める琵琶湖の風景は最高でした。今日は心がスッキリしました。明日からも真野中学校のために、真野中生のために、真野中学校の教職員のためにがんばろうと思いました。