今日は今年度に入り2回目の授業研究会を行いました。講師の先生を招いて4時間目、5時間目にすべてのクラスの授業を見てもらいました。
そして6時間目に3年3組で数学の研究授業を行いました。今日は相似を使いながら封筒に便せんを三等分してきれいに入れる方法を考える課題が提示されました。今日の授業者は今日の研究授業を迎えるにあたり「どうしたら生徒が主体的に授業に取り組むことができるか」を悩みながら時間かけて授業案を考えていました。昨日の先行授業を他の数学科の先生が参加し、授業後に今日の授業をどうするかを話し合いをしていました。
今日の授業は課題が明確に提示され、生徒の食いつきも良かったと思います。三等分する方法を「相似」を使い引くことができることに気づく生徒が何人もしました。隣同士で教えいながら理解する生徒の姿もありました。普段はもっと動きがあってわからないところを気軽に聞いたり、わかった生徒がわかりやすく教える場面が見られるクラスのようですが、今日は多くの先生がいたので遠慮していたようです。どれだけの生徒が今日の授業は理解できたでしょうか。
全国学力学習状況調査の質問紙調査の分析から真野中生は学びの素地はできている。私たち教員のもう一工夫で学力向上につながると話をしました。真野中学校は長年学び合い学習に取り組み、今年度は学び合いをさらに深めながら学び合いをベースに一人ひとりの学びを大切にする個別最適な学びの視点を研究テーマに設定しました。 また、先週まで授業参観旬間を設定しベテラン・中堅の先生と若手の先生が2人組で授業を参観し、授業者と3人でミニ授業研究会に取り組みました。思いや疑問、日頃の悩みなどざっくばらんに話をする様子を見せてもらいました。私は毎日授業を見ていますが真野中学校の先生方は様々な工夫をし良いところがたくさんあります。短時間で良いですので多くの先生の授業をのぞいてみてください。何かのヒントになるのかもしれません。
これからも真野中生が主体的に学習に取り組みことができる授業づくりを進め、真野中生の学ぶ力を高めることができるようにしていきたいと考えています。
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