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■ 情報モラル教育2024.11. 8

 今日の6時間い株式会社フジテンの方を講師に招いて情報モラル教育を実施しました。

 毎年、真野中学校では情報モラル教育を実施しています。インターネット、SNSによる犯罪、トラブル、人を傷つける行為が私たちの回りにはたくさんあります。今までに真野中学校でもSNSによるトラブルがいくつかありました。インターネットやSNSはとても便利なツールですが、使い方を間違えればトラブルに収まりきらず、犯罪に関わってしまう心配があります。 

 また、面と向かって言えないこともSNSだと簡単に文字にして発信してしまう怖さもあります。真野中学校でも道徳の時間にSNSの使い方を考えたり、事あるごとにSNSのトラブルについて話はしていますが、今日は株式会社フジテンの方迎えて、より具体的にわかりやすくインターネットやSNSの安心・安全な使い方についてお話をしてもらいました。トラブルに巻きこまれないように、トラブルを起こさないようにしっかり話を聞いて正しい知識を知り、じっくり考える時間になったと思います。

 お話は次のような内容でした。インターネットを利用することで世界が広がりいろいろなことができる。安心・安全に使うことができればとても便利なツールである。一方でインターネットは正しく使うことができなければ危険が潜んでいる。
 
 例えばネット依存。スマホでゲームをしたり(課金したり)、動画を見たり、SNSをしたり、スマホを手放すことができなくなる。対処方法は家族で話し合い、スマホの使用ルールを決めたり、利用時間を設定すること。深刻な場合は専門家に相談をする必要があるとのことでした。

 例えばネットいじめ。「メッセージアプリでのいじめ。グループからの外し。メッセージのブロック。返信が遅いと文句を言われる。文字だけでは思いが伝わらない。嫌な写真や動画を流される。拡散される。匿名で悪口を書き込む。殺人予告や爆破予告を書き込む。」等があります。知っておくこととして「ネットは匿名ではないこと。文字のやりとりは誤解を生みやすいこと。いじめは犯罪にもなること。」を知っておく必要がある。いざという時は「証拠を残しておく。一人で抱え込まず家族や友人、先生に相談する。警察に相談する。」ことです。

 例えば不確かな情報の拡散。例えば誘い出し。なりすまし。例えば個人情報の漏えい。例えばネット詐欺。例えば著作権・肖像権の侵害。

 全部で7つの危険について、具体的な内容と対処方法について具体的に説明していただきました。その上でトラブルに合わないために@ルールづくりA機器とアプリの設定Bフィルタリングが大切であると、それぞれの具体的な説明をしていただきました。その上で「心にすきをつくらないこと」が大切であると締めくくられました。

 ネットやSNSに潜む危険を知り、どうなるのか、どうしたら良いのかを学び考えることがトラブルに巻きこまれない、トラブルを起こさないために大切なのだと思いました。

 本日はありがとうございました。