現在、瀬田中学校では体育館のエアコン設置工事が進められています。完成は10月頃の予定で、文化祭に間に合うかどうかが気になるところです。 そんな工事の最中、思いがけない発見がありました。防災倉庫の裏を重機で掘っていたところ、何か硬いものにぶつかり、慎重に掘り出してみると、写真のようなレンガ造りの箱が地中から姿を現しました。 箱には「1995 生徒会 記念」「世界平和」「核廃止」などの文字が刻まれており、今からちょうど30年前に埋められたものと考えられます。もし当時の瀬田中の生徒が埋めたのであれば、現在43歳から45歳の方々が関わっていた可能性があります。 この件について、校長室に保管されている歴代の卒業アルバムをもとに、当時瀬田中に島田先生が勤務されていたことが判明し、お話を伺いましたが、心当たりはないとのこと。記録も残っておらず、まさに“謎のタイムカプセル”です。
中身を開けるわけにもいかず、発見されたレンガの箱は、エアコン施工業者さんの手によって、防災倉庫の左側に丁寧に埋め直されました。今後掘り返されることがあるかは不明ですが、工事の都合で場所は少し移動しましたものの、確かに埋め直しましたので、どうぞご安心ください。(誰に向けた「ご安心ください」なのかは分かりませんが…!)
※徳川埋蔵金だったら、こっそり開けて追っていたところですが……。
|