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■ 教師という仕事の魅力 その12026. 3.19

 今年度末で、私の教職人生は38年の節目を迎えます。(一旦ですけど)
 1988年(昭和63年)、堅田中学校で初任者としてスタートし、その後、仰木中、粟津中、唐崎中、志賀中、真野中、そして瀬田中と、多くの学校でたくさんの生徒と向き合ってきました。
 振り返ると、教師という仕事は「子どもを育てる仕事」であると同時に、子どもに育ててもらう仕事だったと感じます。日々の授業や行事、部活動の中で、生徒の姿に励まされ、私自身も成長してきました。
 中学校にいる間は、教師と生徒という関係性ですが、卒業しても、人と人とのつながりに変わっていく人もいます。卒業してからも、どこかでつながりがあるのです。
 例えば、自分がこの年度末に節目を迎えると知り、わざわざ手土産を持って校長室に訪ねてきてくれた卒業生がいます。初任校での思い出を昨日のことのように語り合って笑い合えたこともあります。また、不意に電話をくれたり、近況を手紙にしたためて送ってくれたり、大人になって保護者として現れ、自分の子どもを紹介してくれた卒業生もいました。時には、○み会に誘ってもらえたりてことも。
 
こうした出会いやつながりに触れるたび、
「教師という仕事を続けてきて本当によかった」
と心から思います。
 職員室や教室だけで終わらないつながりが、その後の人生の中でも温かく続いていく。これこそが、この仕事の大きな魅力の一つです。しかも立派に成長した姿を見ることも出来るのも大きな喜びです。

 時代が大きく変わっても、教師の仕事がブラックだと言われても、変わらないものがあります。
 それは、生徒は教師が向けた思いをどこかでしっかりと受け止め、成長という形で返してくれる存在だということです。

 38年間、多くの出会いやつながりに支えられ、今の私があります。生徒、保護者、地域の皆様、そして共に歩んだ教職員の皆さんに、心より感謝申し上げます。