今年度の入試から県立高校も Web 出願となり、“オールドメディア”ならぬ“オールド教員”にとっては戸惑うばかりです。これまで自分たちが積み重ねてきた進路事務とは大きく様変わりし、ついていくのがやっとというのが正直なところです。
昨日、県内私学の合格発表がありましたが、以前であれば、受験した生徒が教室に残り、別室で担任から合格通知の封筒などを手渡して、「おめでとう! よかったなぁ」と一緒に喜んだり、残念だった生徒には「まあ、切り替えて次がんばろう!」と励ましたりする光景が当たり前でした。 しかし今は、帰りの会が終われば生徒は下校し、16時のネット発表をそれぞれが自宅で確認するだけ。うれしい場面も、悲しい場面も、担任と生徒が同じ空間で共有できない寂しさ――。 昔のあの光景を知っている者にすれば、あの当たり前だった“関わり”が消えてしまったようで、どこか心にぽっかりと穴があいたような気がします。
それでも、形が変わっても、生徒の進路を願う気持ちだけは変わりません。時代の流れに揺れながらも、結局最後に寄り添うのは人であると、言い聞かせなければ。
|