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■ みてみてみゅーじあむ2025.12. 8

 今日は瀬田幼稚園の協力者会議に参加しました。会議の前に、遊戯室で開催されていた園児の作品展「みてみてみゅーじあむ」を見せていただきました。名前の通り、子どもたちが「見てほしい!」という思いを込めて作った作品が、遊戯室いっぱいに並んでいます。

 幼稚園なので、3歳児から5歳児までの平面作品や立体作品がずらり。どれも子どもたちが日々楽しみながら描いたり作ったりしてきた力作ばかりで、見ているだけで心が温かくなります。園児の発想力には本当に驚かされます。私たち大人が思いつかない世界が、そこには広がっていました。
 さらに感心したのは、5歳児さんたちが協力者メンバーを招き、作品の紹介や遊び方まで丁寧にレクチャーしてくれたことです。その積極性とプレゼン能力には驚きました。自分の思いをしっかり言葉にして伝える姿は、まさに幼稚園教育のたまものだと感じました。中でも、私が思わず「やられた!」と思った作品があります。それは 「おすしのヘリコプター」。
イカ、サーモン、マグロ、玉子…それぞれ本物そっくりの色で再現されているのですが、特に驚いたのはイクラ。なんと、緩衝材のプチプチを使ってイクラの粒感と透明感を表現しているのです!そのアイディアに脱帽しました。しかも、それをヘリコプターに仕上げるとは…。想像の斜め上を行くとはこのことだと、心から感心しました。

 子どもたちの作品には、純粋な楽しさと自由な発想が詰まっています。私たち大人が忘れかけている「創造する喜び」を、改めて教えてもらった気がします。(私のような、身も心も俗世で汚れてしまった者には到底及ばない世界が、そこにありました。)

瀬田幼稚園のみなさん、素敵な時間をありがとうございました。