11月最後の給食は、生徒が大好きなカレーでした。おそらく給食人気ランキングの上位TOP3には必ず入るであろうメニューですが、今日は「真野小学校お勧めカレー」。各学校で具材を工夫して食育につなげる取り組みの一環だと思います。 私は「カレーは普通でええ」と思っています。タマネギ、にんじん、ジャガイモ、そして肉。これが王道です。ところが小学生が「工夫」となると、カボチャを入れたり、サツマイモを入れたり、レンコンとか、ゴボウも。さらには滋賀の名産「赤こんにゃく」を投入したりと暴走気味の時も…。 実際、給食を食べ始めて8年目を迎える私ですが、過去に5回ほどカレーに赤こんにゃくが入っていて、そのたびに残念な気持ちになりました。(あくまで個人の感想です。)カレーの香りでテンションが上がった瞬間、お玉ですくった先に赤いこんにゃくが見えると、もう台無し。(あくまで個人の感想です。)気持ちの落差が大きくて本当に悲しいのです。(あくまで個人の感想です。) 筑前煮や肉じゃがの匂いの時は「入っている確率が高い」と覚悟して食管に向かうのでダメージは少ないのですが、カレーに入っている場合は期待からの落差が大きく、心に響きます。
しかし今日の「真野小お勧めカレー」は違いました。こんにゃくはなく、ほうれんそうやシメジ、隠し味にハチミツ。ノーマルに近い仕上がりで、食べてみるとなんと肉は牛肉!1食290円で牛肉はかなり厳しいはずですが、今日は牛肉でさらにテンションUP。真野小の給食委員会の子どもたち、グッジョブです。きっと完食率も高かったことでしょう。 さらに驚きなのは、このカレー粉。なんと小麦粉を使っていないのです。知ってましたか?市販のルーには、たいてい小麦粉が入っているのが一般的ですが、この給食のカレー粉は多くの子どもたちが安心して食べられるように小麦を使ってなくて工夫されています。まさに素晴らしい発明であり、子どもたちに人気のカレーを安全に届けようという企業の「やさしさ」に心から敬意を表します。
調理場のみなさん、配送トラックの運転手さん、配膳員さん、給食当番さん、献立を考える学校給食課と栄養教諭のみなさん、そして食材を提供してくださる生産者のみなさん。すべての方々に「ありがとう」「いただきます」です。きょうも「ごちそうさま」です。
あくまで個人の感想です。
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