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■ 人間ドックと、ささやかな楽しみ2025.11.19

 毎年この時期に、人間ドックに行きます。場所はいつもの大津日赤。年に一度、自分の体としっかり向き合う大切な時間です。
 今年は正直、過去最悪の状態で臨みました。高血圧は相変わらず、体重は過去最高。さらに、身長が7ミリ減ってしまったというオマケ付き。年齢とともに、体は確実に劣化していることを実感します。結果は3週間後に届く予定ですが、少しドキドキものです。
 そんな人間ドックにも、私にとって一つだけ「楽しみ」があります。それは胃のレントゲン検査で飲む、あの炭酸の粉。ご存じの方も多いでしょうが、あれを口に含む瞬間、シュワッと広がる清涼感がたまりません。特に大津日赤の炭酸の粉は、他と比べても爽やかさが際立っている気がします。そして、バリウムもほんのり甘くてクリーミー。…いや、バリウムはさておき、炭酸の粉だけは本当にお気に入りです。
 もしこの炭酸の粉がコンビニやドラッグストアで売っていたら、間違いなく買うと思います。健康診断の副産物として、こんな小さな楽しみを見つけられるのも悪くないものです。そして、こういうことに喜びを感じる自分の性格も、よく表しているように思います。
 自分の長所や強みを問われたら、自信を持って言えることがあります。それは、どんなにしんどいことや嫌なこと、困難なことがあっても、その中に「笑い」や「遊び」の要素を見つけて取り組めるということ。一見、不真面目に見えるかもしれませんが、実は中身は真剣です。むしろ、そうやって「笑い」や「遊び」の要素を見つけることで、最後までやり抜く力が生まれるのだと思います。
 健康も同じです。結果がどうであれ、悲観するのではなく、そこから何を学び、どう楽しみながら改善していくか。それが大切だと感じます。人間ドックは、体の状態を知るだけでなく、自分の生き方を見つめ直す機会でもあるのです。(ちょっと、大げさですが・・・)
 さて、結果が届くまでの3週間、少しでも体を労わる生活を心がけたいと思います。そして、どんな場面でも、小さな楽しみを見つける心を大切にしていきましょう。