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■ 話すことで心が軽くなる―教育相談旬間2025.10.27

 今、学校ではどの学年も「教育相談旬間」の真っ最中です。この期間は、みんなが担任の先生と一人ずつ話す時間を持ちます。
 「悩みがないから話すことないな…」と思う人もいるかもしれません。でも、思いや考えを言葉にして外に出すことが大切なんです。先生からの質問に答えるだけでも、心の中が整理されてスッキリします。
 私が担任をしていたとき(今から13年前、かなり昔ですが)、話すことがないという生徒には、特別なカードを何枚か作って使っていました。そのカードには「今はまっていること」「勉強について」「好きなタレント」などのお題が書いてあって、引いたカードのテーマで話すことにしていました。カードの中には「好きな人?」「ダジャレ」なんていうちょっと笑えるものもあり、さらには「チクリ(密告)」「もんく(苦情)」「当たり、教育相談もう一回」みたいなブラックなカードも用意していました。
 言いたくなければパスもOK、ただし2回まで。そんなふうに、楽しく話せる工夫をしていました。
 この時間は、みんなの気持ちを軽くするための時間です。ちょっとしたことでもいいから、気軽に話してみてください。きっと心がスッキリするはずです!話すことで、心のストレッチを。