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■ スイートポテト100円2025.10. 9

 今日は、特別支援学級の生徒たちが、職員室前で調理実習で作ったスイートポテトの販売をしてくれました。使用されたサツマイモは、支援学級の畑で収穫されたもの。先日はサツマイモそのものの販売もありましたが、こうした活動が少しずつ定着してきているようで、嬉しく思います。

 さて、今日のスイートポテト。てっきり「校長はサービスかな?」と思っていたら、なんとみんなと同じく1個100円。「お金とるんかい!」と、思わずツッコミを入れてしまいましたが、せっかくなので1個購入することに。小銭がなかったので千円札を出すと、Mさんが「10個買ってくれるん?」とニコニコ。いやいや、「甘いもんはそんなに食べへんし、1個でええよ」と返すと、Mさんは缶の中の小銭を取り出しておつりを計算。ところが、出てきたのは850円。おつりが足りないので「じゃあ、もう1個もらうわ」と言って、計2個購入し、800円のおつりを受け取りました。

 でも、よく考えると、1個100円やのに、50円端数で出るのはちょっとおかしい。そこで、お金の入った缶を調べてみると、もう1枚50円玉が出てきて、謎は解けました。めでたしめでたし…ですが。
 
 まてよ?あと100円(50円玉2枚)おつり出せたし、それやったらもう1個買わんでもよかったんちゃう?ひょっとして、商売上手なん?と今になって思っています。とはいえ、食べてみたらとても美味しかったので、良しとしましょう。残りの1個は冷蔵庫で冷やしてあります。明日また食べるのが楽しみです。

 こうした活動を通して、生徒たちが社会とのつながりや、お金のやりとりを学んでいる姿は、とても頼もしく感じます。これからも、支援学級の皆さんの取り組みを温かく見守っていきたいと思います。

・・・次は「おでん」なんてどうでしょう?もちろん「コンニャク」は無しでお願いします。