今日、支援学級で調理実習が行われました。事前に担任の土屋先生から「今日の調理実習でサツマイモのお味噌汁を作るので、生徒に持って行かせますね」と聞いていました。私は、カボチャやサツマイモなどの甘い野菜があまり得意ではないので、「あんまり、サツマイモとかカボチャとか好きやないんやけど…」と、話していました。 しばらくして1時間目の終わりに、3人の男子生徒がエプロン姿でサツマイモのお味噌汁を持ってきてくれました。さっそくその場で一口味見をしてみると、しっかりと鰹節で出汁を取っていることに気づきました。「ちゃんと鰹節で出汁とったんやね」と声をかけると、生徒たちは嬉しそうにうなずいてくれました。「ありがとう」と伝え、校長室で写真を撮っていると、ふと味噌汁に浮かぶ小さな豆の粒に気づきました。そういえば、夏休み前の調理実習で、支援学級の生徒たちが大豆と麹、塩を使って味噌を手作りしていたことを思い出しました。今回の味噌汁には、その手作り味噌が使われていたのです。 しっかりとした出汁に、豆の風味豊かな味噌。まるで料亭の一品のような、上品で深みのある味わいでした。そしてさらに驚いたことに、具材のサツマイモも支援学級の畑で育て、先々週に収穫したものだと後で聞きました。(夏休みのお盆の頃には、私も早朝に水やりに来させてもらいましたが…)
まさに「オール手作り」のすばらしいお味噌汁でした。
ただ一つ残念だったのは、量が少なかったこと。でも、それは私がサツマイモが苦手だと最初に伝えていたので、気を遣って少なめにしてくれたのだと思います。仕方ありません。
とても美味しいお味噌汁でした。ごちそうさまでした!次もお願いします。
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