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■ 卒業式まで3日2026. 3. 3

 今日は朝からしとしとと雨が降っています。今日は1日雨模様の天気になりそうです。この時期の雨のことを花のつぼみをそっと促す催花雨といいます。冷たさの中にやわらかな気配を含んだその雨は、冬と春の境目に立つ私たちに、静かに季節の移ろいを知らせてくれます。

 また、今日は3月3日、桃の節句です。古くから女の子の健やかな成長と幸せを願う日として親しまれてきました。桃の花が持つとされる邪気を払う力、そして春の訪れとともに咲く生命力は、子どもたちの未来を思う気持ちと重なります。

 木々も、雨に濡れながら少しずつ芽をふくらませています。その姿は、卒業式まで残り3日となった3年生の姿とどこか似ています。長い冬を越え、仲間とともに積み重ねてきた日々が、いま静かに花開こうとしているようです。催花雨が花の芽を押し上げるように、日々の学びや出会いが、みなさんの心を確かに育ててきました。

 3年生のみなさん。卒業式までの3日間は、ただの“カウントダウン”ではありません。真野中で過ごした時間を胸に刻み、仲間と笑い合い、先生方の言葉を受け取り、自分の歩んできた道をそっと振り返る、かけがえのない時間です。

 そして1・2年生のみなさん。先輩たちの背中が見せてくれる“未来への姿勢”を、しっかりと受け取ってください。

 春は、誰にとっても新しい一歩を踏み出す季節です。今日という桃の節句の日が、真野中の生徒一人ひとりの成長と幸せを願う、あたたかな祈りの日となりますように。
催花雨に濡れた校庭の景色が、みなさんの未来をそっと照らしてくれますように。