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■ ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック2026. 2.12

 ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックが2月6日に開幕し、22日までの17日間、イタリアのミラノとコルティナ・ダンペッツォの2つの都市で大会が行われています。スキーやスノーボード、スケートなど、全部で8競技・116種目が実施され、日本からも多くの選手が出場しています。日本との時差の関係で、競技の多くは夕方から早朝にかけてテレビで生中継されています。

 オリンピックに出場している選手たちは、この舞台に立つために、私たちには想像できないほどの練習を積み重ねてきました。思うようにいかない日があったり、途中であきらめたくなったり、ケガに苦しんだりと、順調な道のりばかりではなかったはずです。

 テレビやインターネットでは、どうしてもメダルを取った選手に注目が集まります。もちろん、日本人選手がメダルを獲得することはとても嬉しいことですし、私たちも感動します。しかし、忘れてはいけないのは、努力してきたのはメダリストだけではないということです。本番で力を出し切れなかった選手もいれば、予選突破を目標にしてきた選手もいます。それぞれに大切な挑戦があります。

 スノーボード・ハーフパイプの平野歩夢選手は、北京大会で金メダルを獲得した選手ですが、今大会の直前に転倒して骨折し、出場が危ぶまれました。それでもできる限りの練習を続け、予選を7位で通過し、決勝では最高の演技に挑もうとしています。「最後まであきらめない。自分の力を出し切る」という平野選手の言葉には、競技への強い思いが込められています。

 オリンピックはメダルの数だけで語られるものではありません。選手一人ひとりの努力や挑戦する姿から、私たちはたくさんのことを学ぶことができます。