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■ 焼き芋2025.12.15

 先週の12日の金曜日、真野学区青少年学区民会議(自称:よったり軍団)のみなさんが、5組の生徒と一緒にレインボーファームで大根掘りをしてくださいました。昨年度は大根の栽培がうまくいかず悔しい思いをしましたが、今年は立派に育った大根を丸々と収穫することができました。
 これは、よったり軍団のみなさんが日々時間を見つけてレインポーファームを訪れ、肥料をまいたり草刈りをしてくださったおかげです。その姿を見て、農作物を育てるには「手間を惜しまないこと」が大切だと学ぶことができました。

 よったり軍団のみなさんは、いつも「農作物を育てるには手間をかけることが大切や」と話してくださいます。その言葉は単なる農業の知恵にとどまらず、教育にも通じる深い教えだと感じています。子どもたちの成長も同じように、日々の積み重ねや小さな努力を惜しまず続けることで、やがて大きな成果につながるのだと改めて思いました。

 さらに今回は、秋に収穫したサツマイモと、自腹で買ってきてくださったサツマイモを焼き芋にして、5組の生徒にご褒美としてふるまってくださいました。レインボーファームで収穫した「紅はるか」は、ほくほくで甘みが強く、とても美味しかったです。寒さの厳しい金曜日、時雨が降る中でいただいた焼き芋は、体の芯まで温めてくれるようで、生徒たちも笑顔いっぱいになりました。地域のみなさまの温かい心遣いが、子どもたちの心に深く刻まれたと思います。

 このように、地域のみなさまと学校が一緒になって活動できることは、子どもたちにとって大きな財産です。農作業を通して自然の恵みや人の支えのありがたさを学び、焼き芋を通して人の優しさや思いやりを感じることができました。教育は学校だけでなく、地域の力によっても育まれるのだと改めて実感しました。

 よったり軍団のみなさんの温かいご支援に、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。