戻る
■ 今日は漢字の日2025.12.12

 今日は「漢字の日」です。毎年この日に、京都・清水寺(去水寺)で「今年の漢字」が発表されます。大きな筆で力強く書かれる一文字は、その年を象徴する出来事や人々の思いを映し出し、まるで社会全体の心を表す鏡のようです。

 私たちの日常にも、漢字は欠かせません。ノートに書く一文字一文字には、自分の努力や思考の跡が刻まれています。漢字を丁寧に書くことは、集中力を高め、心を落ち着ける時間にもなります。そして、文字は単なる記号ではなく、仲間とつながり、未来へと歩んでいくための大切な道具です。

 「今年の漢字」が示すように、文字には時代や人々の願いを映す力があります。生徒一人ひとりの毎日の学びも、やがて自分自身の「今年の漢字」として心に刻まれていくでしょう。努力の積み重ねが形となり、未来を照らす光になるのです。

 今日という日をきっかけに、漢字の持つ力や美しさを改めて感じながら、自分の言葉を大切に紡いでいきましょう。みんなの文字が輝き、学校全体の温かい眺めをつくっていくことを願っています。

 「生徒ファースト」の学校づくりを目指す私たちにとって、漢字はその象徴でもあります。みんなの努力が文字となって輝き、日々の学びの証として残っていきます。今日という日をきっかけに、漢字の持つ力や美しさを改めて感じながら、自分の言葉を大切に紡いでいきましょう。

 さて、今年の漢字は何になるでしょうか。「熊」「高」「米」予想されています。大阪万博が開かれた年なので「博」、「脈」も候補に挙がっているようです。さあ、どの『漢字』が選ばれるか。できれば人の気持ちを温かくする、漢字が選ばれることを期待しています。

 私の今年の漢字は「温」です。今年の真野中学校のスローガンは「誰もが居心地のいい温かい学校」を掲げています。「温」という字は、人と人との関わりをやさしく包み込む力を持っています。生徒一人ひとりの努力を「温かいまなざし」で見守ること、仲間と「温かい言葉」で励まし合うこと、そして過去の学びを「温故知新」として未来につなげること。これらすべてが「温」に込められた意味です。仲間と支え合い、学びを積み重ねる日々の中で、真野中学校を誰もが『温かさ』を感じることができる学校にしていきたいと思います。