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■ 1年生人権講話2025.11.13

 昨日の5時間目に、1年生は 共生シンフォニー まちかどプロジェクト の皆さんをお迎えし、人権講話を行いました。今回のテーマは「障がいのある人への差別を考える」です。

 講師の方からは、ご自身の生活や生い立ちを交えながら、障がいのある人が受ける差別について具体的にお話しいただきました。「差別はなくならないのはなぜか」という問いかけに、生徒たちは真剣に耳を傾け、障害の有無にかかわらず誰もが同じように生活できる社会の大切さを学びました。

 続いて、劇「バリアフリー探偵」が披露されました。コンビニで車いす利用者が店員に無視される場面を題材に、「知らないから関わり方がわからない」という課題が示されました。探偵役から「知ること・気づくことが大切」というメッセージが伝えられ、生徒たちは差別の根本にある“無知”について考える機会となりました。

 最後には、SMAPの「世界にひとつだけの花」のサビ部分を手話で歌う練習を行いました。見よう見まねで一生懸命取り組む姿に会場は笑顔と拍手で包まれ、温かい雰囲気の中で締めくくられました。

 代表生徒からは「障害のある人との関わりを大切にして、差別をなくしていきたい」と力強い言葉が述べられました。今回の学びを通して、互いを尊重し合い、支え合う心を育んでいきたいと思います。