戻る
■ 小さな気づきが大きな成長へ2025.10.22

 子どもたちは日々、学校生活の中で多くのことを学び、時にはつまずきながらも成長しています。私たちはその過程で、「教育的指導」を大切にしています。それは、単にルールを守らせることではなく、自分の行動を振り返り、よりよい選択ができるよう導くことです。
 
 例えば、友だちとのトラブルがあったとき。「どうしてそうなったのか」「どうすればよかったのか」を一緒に考えることで、子どもたちは人との関わり方や、自分の気持ちの伝え方を学んでいきます。 また、日常の小さな乱れ――靴を揃える、挨拶をする、時間を守る――そうしたことを丁寧に指導することで、秩序ある環境が子どもたちの安心感と自信につながると考えています。
 
 ご家庭でも、ちょっとした声かけや、子どもとの対話の時間が、心の成長に大きな力となります。「どうしてそう思ったの?」「次はどうしたい?」そんな問いかけが、子どもたちの内面を育てていきます。

 日々の学校生活の中で、ふとした瞬間に「気づく」ことがあります。友だちの優しさに気づいたとき、自分の苦手に向き合えたとき、先生の言葉が心に響いたとき、それらはすべて、成長への第一歩です。

 真野中学校では、生徒一人ひとりが自分のペースで「気づき」を積み重ね、やがて大きな力へと変えていくことを大切にしています。小さな変化を見逃さず、互いに認め合い、支え合うことで、学びの場がより豊かになります。
 これからも、日々の中にある「小さな気づき」を大切にしながら、共に成長していきましょう。
 
 これからも、学校と家庭が手を取り合いながら、子どもたちの未来を支えていければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。