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■ 真野フェスタ「体育の部」2025.10. 9

 10月9日(木)、 真野フェスタ「体育の部」がさわやかな秋晴れのもと、来賓の皆様とたくさんの保護者の皆様の温かい声援の中、盛大に行われました。総合優勝は「黄団3・4組」でした。おめでとうございます。
 
 大縄跳びから「体育の部」はスタートしました。大縄跳びの前にすべての団が1年生・2年生・3年生が全員集まり円陣を組み気合いを入れました。みんなで「せいのーで」のかけ声と「1・2・・」と跳んだ回数を数えながら気持ちを一つにして跳びました。クラスの仲間と担任の先生と作戦を考えました。テンポよく回して跳ぶクラス、ゆっくり回すクラス、クラスらしさがとてもでていました。そして、跳んだ回数を同じ団の仲間が数える姿が素敵でした。
 
 生徒会種目「二人三脚」は、ゴムバンドで二人の足を固定し息を合わせてリレーで競い合いました。スピーディに走り抜けるペア、慎重に足を運ぶベア、ゴムバンドが何回はずれてもスタートに戻り何回もやり直すペア、固定している足で二人でケンケンでゴールを目指すペア、とても見応えがありました。共通していることは、みんながあきらめずに最後まで懸命にゴールを目指したところです。最後のチームがゴールしたとき温かい拍手がまきおこりました。
 
 団対抗玉入れでは、同じ団の1年生、2年生、3年生が2チームに分かれ計4回で入った玉の数を競い合いました。真野保育園、麗湖こども園、伊香立・真野北幼稚園の46名も参加しました。一斉にに球を投げる団、カゴの真下から下投げで狙いを定めて投げる団、とにかく各自が球をカゴめがけて投げまくる団がありました。カゴに入った玉の数を真野中生全員が放送に合わせて大きな声を出して数える素晴らしい光景がありました。真野中生の一体感を感じました。玉入れに参加した園児には生徒会手づくりの金メダルがプ
レゼントされました。

 団対抗綱引きでは、10月3日に開かれた団会議で3年生が中心になって並び方を決めました。同じ団の1年生、2年生、3年生が力を合わせて綱を引きました。綱引きに出場しない選手は綱引きの近くまで来て学級旗を振って自分の団を大きな声で応援しました。勝ったときに学年を越えて喜ぶ姿に胸が熱くなりました。
団対抗リレーは男女別で行われました。各学年3人ずつが、合計9人でバトンをつなぎました。2年生、1年生、3年生の順で走りました。団会議で顔合わせをして走順を決めました。練習なしの一発本番でしたがバトンも上手くつなぎ、次の選手に少しでも早くバトンを渡そうと全力で走りました。1年生を待つ3年生の姿が頼もしく見えました。

 生徒会種目「ボール運び」では2人で板をもちその上にボールをのせ落とさないようにコーンを周り次のペアにバトンタッチをしてつないでいきました。風が強くてボールが落ちやすくスタート地点に戻って何度もやりなおすペア、落とさないように慎重に運ぶペア、2人の息とバランスがとてもよくスピードにのって上手くボールを運ぶペアがありました。みんな総立ちで歓声を送りレースの行方を温かく見守っていました。

 学級対抗の綱引きでは、綱引きの前に円陣を組みクラスの仲間と心を一つにして気合いを入れて対戦にのぞみました。スタートの合図で一斉に弾き始め、ピストルの音が鳴り終わるまで各クラスで考えた作戦を実行してみんなで精一杯綱を引きました。綱引きの時にも他の学年の団の仲間が綱の近くまで出てきて学級旗を振りながら大きな声で応援しました。それに応えて最後まであきらめずに全員で精一杯に綱を引きました。

 最後の種目、学級対抗全員リレーに向けて全学年、全クラスが円陣を組んで気持ちを高めました。会場の雰囲気が最高潮になる中、2年生、1年生、3年生の順に学級対抗リレーが行われました。出場したすべての選手がバトンを次の仲間に渡すために全力で走りました。リレーゾーンの使い方やワープの走順などクラスごとの作戦が見られました。先を走るクラスに差をつけられても一生懸命に前のクラスを追いかけました。一生懸命に走る仲間を大きな声で声援を送りました。

 今年の「体育の部」は昨年よりも団のまとまりを強く感じることかできました。学年を越えて大きな声で応援したり、同じ色の団が勝つと、自分事のように大喜びをしたり、大縄の跳んだ数や玉入れの数をみんなで声をそろえて数えたり、綱引きの時はすぐ近くまで来て、学級旗を振って大声援を送ったり、全学年が集まって円陣を組んだり、胸が熱くなる光景がたくさんありました。これは3年生の熱い思いや心の温かさが1年生、2年生にも伝わったのだと思います。
 
 真野フェスタ「文化の部」「体育の部」はどうでしたか。精一杯取り組むことができたでしょうか。思いっきり楽しむことができたでしょうか。クラスの仲間との絆は深まったでしょうか。クラスの仲間の良いところはたくさん見つかったでしょうか。きっと、「結果より大切なもの」が見つかったと思います。給食の時にPTAが用意していただい
た、よく冷えたスポーツドリンクが配られました。疲れた体が潤いました。ありがとうございました。