■ 半生を植林に尽くす・加藤九蔵(1)2010.3.17

よみ〔かとうきゅうぞう〕

享保16年(1731)、木下村に生まれた加藤(餅)九蔵は、明和6年(1769)、39歳で藩に召し抱えられ、中間組〔ちゅうげんぐみ〕の山番出仕を命ぜられました。

九蔵は、藩領の山を見回り、御用池に近い木下谷に、独力で杉苗を育て、開墾して植林を行いました。
九蔵が植林した面積は、25町歩におよび、植林した杉苗は、数万本に達したと言われています。

九蔵の行いは、享和2年(1803)となって藩主康完〔やすもと〕の知るところとなり、恩賞が与えられました。
さらに文化3年(1806)には、38年にわたる労をねぎらい、紋付羽織と生涯にわたり倉米2俵1斗が給与されました。


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