校長室より

2018/05/27
校長室に飾っている「書」・・・ お二人の先生のこと
校長室に2つの「書」があります。
@『誠実』
本校HPのトップページにもあげている作品です。
膳所小学校長をご退職の後、大津市教育委員長もお務めになられた安田紀子先生に書いていただきました。
平成15年のことです。
私が30歳のころ、勤務校の教頭先生でいらした安田先生に初めてお出会いしました。(平成7年)
若いころの私は、本当に生意気で、いつもどこか調子にのっている教員でした。
管理職の先生にも「過ぎた」冗談を飛ばすような。恥ずかしい限りです。
そんな私に安田先生は「満(まん)さん、ちょっとここへ座り。」と先生の横に丸椅子を置いて、
何度かお話(ご指導)してくださいました。
平成15年に先生にいただいた『誠実』は、
それ以降、時をとらえて私にいったん立ち止まって考える機会を与え続けてくれました。
おもしろくないことがあったとき、腹の立つことがあったとき・・・など、
『誠実』をじっとみつめ(時にはお酒をのみながら)時間をかけてふり返る私がいました。
先生の『誠実』は
「他の人にどう思われようとも、自分が自分の信じるまま、誠実に行動することが大事だ。」
といつも私に教えてくれました。
いまも、校長室で毎日、『誠実』に教えてもらっています。

A『優しく元気に』
志賀小学校長の高木悟先生がお書きになりました。
高木先生は私の2代前の瀬田東小学校の校長先生です。
いま、本校の子どもたちが常に意識して取り組んでいる瀬田東小の約束(あいさつ、そうじ、きく)に
強い思い(信念)をお持ちです。
高木先生とは、私が市教委の指導主事のとき、お話させていただくようになりました。
先生は当時、新任の教頭先生でいらっしゃいましたが、管理職としての姿をいつも私は学んでおりました。
以来、ずっと学ばせていただいている先生です。
そして、いま「校長としてどうあるか。どうありたいか。」をその強いお姿で示してくださっています。
ちなみに高木先生は、私の中学校・高校・大学の先輩でもあります。
2018/05/23
親子読書月間
本校図書部から出ている親子読書月間のお知らせ(4月23日付け)。
私も読書の楽しみを全ての子どもに、と強く思っています。
PTA広報誌に「子どもの本はいかがですか?」という文を書いたのですが、
以前、保護者の方から次のように聞かれたことがありました。
「本を買うときも図書館で借りるときも、選び出す本にかたよりがあります。子どもの本、子どもにすきに選ばせればいいのですか?」
・・・・・・それぞれのお考えがあって然るべきだと思います。

谷川俊太郎氏が何かの雑誌に書いておられたことを少し。(記憶が曖昧で間違っているかもしれません。)
谷川氏はレオ・レオニの絵本を何冊も訳している人。
「子どもに絵本の意味をくみ取らせるには、親がはっきりとした考えをもっていなければ、と思う。」と書かれていました。
例えば、レオニの「スイミー」は協力の大切さ、「コーネリアス」は決まりきったことを打ち破るパイオニアの話、
「フレデリック」は詩人とは何か?っていうことが主題だけれど、子どもだけでそこまでくみ取れるかどうか分からない。
子どもに勝手に絵本など選ばせたら、どうしてもおもしろおかしいものの方に目がいってしまいがち。
だからある程度、おうちの人が自分で「これはいいな。」と感動したものを与えるってことは必要かもしれない。
ただ、こういう場合、早期教育的な本を強制するというのは反対。
いい絵本というのは確かにあるけれど、くだらない絵本というのもいっぱいある。
だから、親が絵本の良さを見分ける目を持っていないとまずい、と。

谷川氏の厳しい意見でした。
私にはきっと谷川氏のいう「見分ける目」はないと思います。が、好きな絵本は何冊かあります。
(これもPTA広報誌に書いたのですが)「わすれられないおくりもの」(スーザン・バーレイ)もそのひとつ。
アナグマからのおくりものは本当に素敵すぎて・・・。そんな生き方がしたいと強く思います。
あと、レオニでは「アレクサンダとぜんまいねずみ」、「あおくんときいろちゃん」など。
2018/05/17
スマイルタイムの取組
4月9日にはじめて出会った瀬田東小の子どもたち。
この子たちは、明るく元気でまじめ、たいへんいい雰囲気だと感じています。なにより素直さを持っています。
伸びる要素はそろっております。

子どもたちのよい行動を褒め、さらに良さを伸ばしていこうという思いからの【スマイルタイム】。
日頃から子どもたちの「善い行い」を見つめ、スマイルカードに記入。
毎月、1日と15日の給食時間に校長と教頭が放送で伝えています。

東小4つの約束を子どもたちは常に意識してきちんと取り組もうとしています。
『4つの約束』・・・心を込めて「あいさつ」、額に汗する「そうじ」、目と耳と心で「聴く」、廊下は「歩く」
〇毎朝の登校時、どの学年の子どもたちも「おはようございます。」と明るく元気にあいさつしています。
立ち止まってきちんとお辞儀をしながらあいさつする子も。
本校を卒業した瀬田北中の生徒たちもきちんとあいさつを返してくれます。

〇毎日のそうじの時間、入学したばかりの1年生も6年生の指導を受けながら、一生懸命です。
(ひとつ例を挙げると)高学年も中学年も低学年も、子どもたちは廊下を雑巾でていねいに拭いています。
その姿は、本当に美しいと思います。

まじめで誠実な取組は、しっかりと評価します。
私たち大人は、子どもたちの素敵な行動をもっともっと褒めていくこと。
「やさしいけれど甘くない、きびしいけれど冷たくない。」
私たち瀬田東小の教職員は、子どもたち一人ひとりに愛情を持って誠実に指導します。

(新年度が始まったばかり。当然のこととして、4つの約束への子どもたちの姿は万全とは言えません。引き続き、これからも!です。)

「4つの約束」の徹底を図って参ります。 
2018/05/12
この新鮮な気持ちを
黄色と白がまぶしいミモザサラダのような「4月」が過ぎました。「4月」の雰囲気が私はすきです。
私にとって、瀬田東小学校は13年ぶりの学校現場。
とても新鮮な気持ちで4月を過ごしました。この新鮮さは、大きなうれしさ・喜び・ありがたさ・・・を伴うもの。
子どもたち、教職員、保護者・地域のみなさま・・・に囲まれていることの幸せ。

そんな4月に思い出したこと。
私が中学1年生だったとき、光村の国語教科書の一番はじめに載っていた「この新鮮な気持ちを(石森延男)」。
当時、けっこうな感動とともにこの文章に出あいました。
(ちなみに2年生は「朝の光の中で(川端康成)」でした。これもかなりよかった。)
この新鮮な気持ちを心に持ち続け、何か今までとは違ったものを発見していくように努めます。

下に、「この新鮮な気持ちを」を載せておきます。(念のため)


この新鮮な気持ちを    石森延男

春になった。
空には、白い雲が光って、羊の群れのように浮かんでいる。
山すその林が、うす緑になって深呼吸している。
そうして、みんなは、中学生になった。
校舎も、教室も、机も、黒板も、窓ガラスも、友達の顔も、――何を見ても、新鮮な気持ちがするだろう。

なんでも、新鮮に見える今のこの目を、大事にしていこう。
そうして、何かを発見するような目を、育てていこう。
泉から水がわく、あの新鮮さを、心に持ち続けたいものだ。

なんでも見慣れてしまってはおしまいだ。
「見慣れるなんて、そんなはずはないよ。」
こう言いたいところだが、なかなかそうはいかないものだ。
よくものを見ているようで、実は見ていないことが多いからだ。
あとで思い出してみようとしても、少しも思い出せないことだってある。
心を働かせてものを見るようにしたいものだ。
時には記憶にとどめ、
時には、想像の翼を伸ばして、ものを見るようにしよう。

-----------------中略-----------------------------

春になった。
そうして、みんなは中学生になった。
今のこの新鮮な気持ちを失わないようにしよう。
何か今までとは違ったものを発見していくように努めよう。
2018/05/12
よろしくお願いいたします。
瀬田東小学校長の田中満です。この4月に来たばかりです。
どうぞよろしくお願いいたします。

本校ホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
今回「校長室より」を設け、私が考えていることなどをみなさまにお伝えしていくこととしました。
試行錯誤しながらのスタートです。
毎月配布しております「瀬田東小だより」と合わせてよろしくお願いいたします。
下の写真は、校長室&職員室の掲示です。

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